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インダストリアルセッション

開催日時:9月1日(火) 13:10-15:10


ゴールドスポンサーの各社様とインダストリアルセッションプレゼンターとして申し込まれた各社様における技術開発の取組や製品について紹介をします。(発表15分、質疑5分)
13:10-13:15 オープニング
13:15-13:35 株式会社サイバーエージェント
13:35-13:55 LINE株式会社
14:00-14:20 日本電信電話株式会社
14:20-14:40 ストックマーク株式会社
14:45-15:05 一般財団法人さっぽろ産業振興財団
15:05-15:10 クロージング

また、各企業名の横にございますアイコンをクリックいただくことで企業案内ブースをご覧いただけます。下記、日時にてご覧いただけます予定でございます。
9月1日(火) 9:30-17:00
9月2日(水) 9:30-17:00
9月3日(木) 9:30-15:00


オープニング


株式会社サイバーエージェント 

CyberAgent AI Labの研究開発

株式会社サイバーエージェントの研究組織AI Labでは人工知能技術でデジタルマーケティング領域の課題を解決することを目的に機械学習、画像認識、自然言語処理、コンピュータグラフィクス、計量経済学、ヒューマンコンピュータインタラクションなどの各領域で質の高い研究開発を進めています。このセッションではAI Labで取り組む研究の中でも広告表現を対象とした研究事例について紹介します。

 山口 光太(株式会社サイバーエージェント AI事業本部 AI Lab 研究員)

【略歴】株式会社サイバーエージェントAI Lab研究員。コンピュータビジョン、機械学習を用いたWebメディアの分析研究に従事。現在はオンライン広告クリエイティブについて研究を進めている。2014年から2017年まで東北大学大学院情報科学研究科助教。2014年米国ニューヨーク州Stony Brook大学にてコンピュータ科学のPh.D.取得。在学中Google Inc. エンジニアインターン、Johns Hopkins大学にて自然言語処理ワークショップ参加など研究活動に従事。2008年東京大学大学院情報理工学系研究科修士課程修了、2006年東京大学工学部計数工学科卒業。2017年、2016年、2015年MIRU優秀賞受賞。


LINE株式会社

LINEとAI

LINEが近年重点領域として位置づけているAI領域におけるサービスやサービスに中で使われている最新技術について解説するとともに、東京・福岡・京都の各オフィスについてもご紹介します。

 橋本 泰一(LINE株式会社 AIカンパニー AI開発室 副室長)

【略歴】2002年東京工業大学大学院 情報理工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。同年より2012年まで、東京工業大学で助手、特任准教授として教育・研究活動を勤める。2012年グリー株式会社、2014年LINE株式会社に入社。近年は、LINEのAI事業を担うAIカンパニーで、AIプラットフォームClovaの開発などを担当。専門分野は自然言語処理。情報処理学会、人工知能学会各会員。


日本電信電話株式会社 

コミュニケーションの未来をひらくメディア情報処理研究

NTTでは、実世界とサイバー世界とを連携させて私たちの暮らしや問題解決に活用するための情報処理技術をデジタルツインコンピューティングと総称し、次世代の情報通信基盤における重要な柱の一つと位置づけています。その中でも、実世界とサイバー世界とを仲立ちし、両者の間での情報の変換を担うのがメディア情報処理技術です。新しい情報変換はどのような未来をもたらしてくれるのでしょうか。本講演では近未来のメディア情報処理をめざしてNTTが取り組んでいる基礎研究に着目して、その最新の研究成果の一端を紹介します。

 柏野 邦夫(日本電信電話株式会社 コミュニケーション科学基礎研究所、上席特別研究員)

【略歴】1995年東京大学大学院工学系研究科電気工学専攻博士課程修了。博士(工学)。同年NTTに入社、同社コミュニケーション科学基礎研究所メディア情報研究部長等を経て、現在同社上席特別研究員。メディア情報の認識、探索、解析、変換技術の基礎研究と社会実装に従事。文部科学大臣表彰科学技術賞、同若手科学者賞、IEEE論文賞などを受賞。電子情報通信学会フェロー。情報処理学会、日本音響学会、人工知能学会、IEEE、ACMの会員。


ストックマーク株式会社 

汎用言語モデルのプロダクト適用事例

近年、自然言語処理においては、BERTを皮切りに、ALBERTやGPT-3等の多くの汎用言語モデルが登場し、SOTAの更新を競い合っています。一方、ネットワークサイズやデータ量の肥大化による処理時間の増加、多種の汎用言語モデルからの適切なモデル選定等、プロダクト適用を行う観点では悩ましい面もあります。そこで、本セッションではストックマークで行っている汎用言語モデルのプロダクト適用事例をご紹介いたします。

 森長 誠(ストックマーク株式会社 R&D Chief Researcher)

【略歴】北海道大学大学院情報科学研究科複合情報学専攻(2010年)、新日鉄住金ソリューションズ(2010〜2018年)、ストックマーク/チーフリサーチャー(2019年1月〜)。新日鉄住金ソリューションズでは、官公庁向けのインフラ及びミドルウェア構築案件(約6000人規模のインフラ環境のシステム更新、オールフラッシュストレージによるDB構築等)をプロジェクトマネージャとして複数完遂。ストックマーク社では、Deep Learning技術を中心に機械学習の最新アルゴリズムの検証・実装・モデル化を担当。


一般財団法人さっぽろ産業振興財団 

これからのIT産業の進むべき道~さっぽろにおけるIT産業支援の取り組みについて~

札幌市はコンピュータ黎明期より多くのIT企業や技術者を輩出してきました。かつて「サッポロバレー」と呼ばれた札幌のIT企業群は、第4次産業革命の波、イノベーションの風を受けてどう動くのか。IT産業を支援する立場から地方におけるIT産業のこれからにスポットを当ててご紹介します。

佐々木 諭志(一般財団法人さっぽろ産業振興財団 IT・クリエイティブ産業振興部 事業調整係長)

【略歴】札幌市における地場企業の支援を行う機関「(一財)さっぽろ産業振興財団」において、IT産業支援セクションに従事、ITの普及啓発に向けた各種セミナー企画や助成金事業などを行うほか、AIの社会実装を先導する都市「さっぽろ」を目指す「Sapporo AI Lab」に参画し、情報発信、コミュニティ支援やリーディングプロジェクトのコーディネーション、AI人材育成事業などを行う。


クロージング


(*)講演者およびタイムテーブルを予告なく一部変更する場合があります。