特集論文募集

54号「ITと教育」論文募集

論文誌デジタルプラクティス編集委員会

 

ITは、現代の教育において欠かせないツールとなっている。企業では、eラーニングを使って、時間や人員を節約し、効率的に人材育成を行っている。学校では、教師が講義資料や課題を学習支援システムで提供し、学生はスマートフォンを使って出席登録を行い、講義資料をダウンロードし、レポートを提出している。ITを活用することにより、教育がより効率的に、より効果的に実施されている。

しかし、ITは、紙のテキスト、黒板やチョーク、ノートなどに代わる、単なる便利な道具ではない。オンライン教育を利用すれば、人々は、集合研修に時間を取られることもなく、一度も通学することもなく教育を受けることができる。海外に行かずとも海外の大学の単位を取得することができる。SNSを使えば、従来の教育では実現できなかった多様な背景を持つ学習者同志の繋がりが容易に形成される。ITの活用により、同じ年代、文化、社会的背景の人々が集まって、学習者が教育の在り方を変革することさえ可能となる。すなわち、ITを活用することで、教育の在り方そのものを変え、教育の未来を変えることができる。

折しも世界は新型コロナウィルスパンデミックの最中にあり、企業では、多くの集合研修の中止が余儀なくされ、企業も学校も、対面からオンラインによる教育へのシフトを余儀なくされた。その結果、今までオンライン教育に関心の無かった人々が否応なしにオンライン授業を体験することになり、オンライン教育の価値が広く認知されるようになった。もはや、パンデミック以前の状態が通用しなくなりつつあり、時代は、教育のニューノーマル時代を迎えようとしている。

本特集では、ITを活用することで、教育・学習の過程・環境を変革し、来るべき教育のニューノーマルの時代を予見させる実践に基づく論文を募集する。本特集によって、ITがこれからの教育がどのように強化し、変革することになるのか、また教育はどう変わるべきなのかを見通すことができる、知見を広く共有し、教育におけるITのさらなる発展につなげるものとしたい。

以下のようなトピックを歓迎するが、必ずしもそれにとらわれない。

  • ITによる教育のエコシステムの構築
  • 教育を変革するwebサービス
  • 教育を支えるインターネット運用技術
  • 教育と新しい情報通信ネットワーク
  • 教育を守る情報セキュリティ
  • オンライン教育の新しい取り組み
  • ブロックチェーンを利用した教育に関するユースケース
  • AIの教育への適用及び実践的AI技術
  • EdTech
  • ラーニングアナリティクス

投稿要領

(1) 論文の執筆要領
論文執筆にあたっては、 「論文誌デジタルプラクティス」原稿執筆案内をご一読のうえ、 「論文誌デジタルプラクティス」原稿テンプレートによりご投稿ください。提出の際は、投稿者チェックリストをチェックし、原稿と合わせて提出ください。原稿は電子メールでデジタルプラクティス担当(tdp@ipsj.or.jp)宛てにSubjectに特集名を記載して送信してください。

(2) 投稿締切: 8月8日(月) 9:00 ※募集は終了しました 

(3) 掲載特集号:2023年4月号 (Vol.4 No.2)

(4) 特集号編集委員
編集委員長:堀真寿美(大阪教育大学)
副編集委員長:宮下健輔(京都女子大学)
編集委員:上田 浩(法政大学)、喜多敏博(熊本大学)、児島完二(名古屋学院大学)
重田勝介(北海道大学)、白井詩沙香(大阪大学)、新村正明(信州大学)
古川雅子(国立情報学研究所)、望月雅光(創価大学)、山川広人(公立千歳科学技術大学)
坂下 秀(アクタスソフトウェア)
(論文募集公開時点(2022年6月))