51号「新しい生活様式を見据えたインターネットと運用技術」論文募集終了

51号「新しい生活様式を見据えたインターネットと運用技術」論文募集

論文誌トランザクション デジタルプラクティス編集委員会

 

2020年に入り新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は世界的に猛威を振るい、この影響で企業活動や教育研究活動にも変化が求められています。感染症拡大を抑制するために急遽勧められたテレワークやオンライン授業などもその変化の1つと言えます。このような急速なデジタル・トランスフォーメーション(Digital Transformation:DX)の流れの中で、新たな問題や課題が見えてきました。 テレワークのためのリモートアクセスキャパシティの問題や、それらの脆弱性に対する攻撃など、これまで見られなかった攻撃が行われ始めています。また、オンラインだけではなくオンライン・オフラインのハイブリッド形式の授業や会議のあり方が模索され始めています。この様に今後の社会活動はこれまでとは異なり、「新しい生活様式」の実践が求められ、その実践にはICTのさらなる活用と強固な情報基盤が必要となります。

本特集号では、COVID-19が世界的に収束することを願いつつ「新しい生活様式」を見据えたインターネットと運用管理技術に焦点を当て、これからの情報通信基盤の構築および活用に向けた最新の研究、開発、実験、運用等に関するプラクティス論文を掲載します。また、実践の中で問題解決を図っており、他の環境においても有用な知見が述べられた論文を積極的に評価します。以上のことにより、情報システム等に関連する様々な運用技術の発展に寄与することを目指します。具体的には以下のようなトピックを対象としますが、必ずしもこれらに限定するものではありません。

  • テレワーク、オンライン会議・授業・研究会などについての話題
  • システム運用管理のための技術
  • システムの運用管理における人材教育
  • その他、システム運用管理に関連する話題

インターネットや情報システムの運用管理について、設計・開発・運用してこられた技術者・研究者の皆様は、この機会にぜひ、ご自身の経験と知見を論文としてご発表ください。本特集は、情報処理学会 インターネットと運用技術研究会が企画したものです。本特集がインターネットや情報システムの運用管理の発展の一助となれば幸いです。

募集要領

(1) 論文の執筆要領
論文執筆にあたっては、 「論文誌トランザクションデジタルプラクティス」原稿執筆案内をご一読のうえ、 「論文誌トランザクションデジタルプラクティス」原稿テンプレートによりご投稿ください。提出の際は、投稿者チェックリストをチェックし、原稿と合わせて提出ください。原稿は電子メールでデジタルプラクティス担当(tdp@ipsj.or.jp)宛てにSubjectに特集名を記載して送信してください。

(2) 投稿締切:2021年11月22日(月)17:00  ※募集は終了しました

(3) 掲載特集号:2022年7月号 (Vol.3 No.3)

(4) 特集エディタ:中村豊(九州工業大学)、池部実(大分大学)

(5) 特集号編集委員
編集委員長:吉野松樹(日立)
副編集委員長:細野 繁(東京工科大学)、藤瀬哲朗(三菱総研)
編集委員:青木学聡(京都大学)、荒木拓也(日本電気)、西山博泰(日立製作所)、鎌田真由美(日本マイクロソフト)、飯村結香子(NTT)、石井一夫(久留米大学)、今原修一郎(東芝)、江谷典子(Peach・Aviation)、大嶋嘉人(NTT)、鬼塚 真(大阪大学)、上條浩一(日本IBM)、斎藤彰宏(日本IBM)、坂下 秀(アクタスソフトウェア)、佐藤 聡(筑波大学)、佐藤裕一(富士通研究所)、澤谷由里子(東京工科大学)、澤邉知子(日本大学)、立床雅司(三菱電機)、新田 清(ヤフー)、浜 直史(日立製作所)、濱崎雅弘(産業技術総合研究所)、平井千秋(日立製作所)、藤原一毅(国立情報学研究所)、横井直明(日立製作所)
アドバイザ:喜連川優(国立情報学研究所・東京大学)
(論文募集公開時点(2021年7月))