【セッション概要】このところ、サービスサイエンスの実務への展開スピードが鈍ってきているように感じている。そこで、フォーラムメンバーから誰でも納得できるようなサービスの共創事例など、サービスイノベーションの事例を推薦してもらい、実践事例の要点の議論を深める。基本に戻って、実践事例からサービスサイエンスの新しい着眼点を見出し、これからのサービスサイエンスの方向性を模索していく。
司会:柴崎 辰彦
(株式会社富士通総研 エグゼクティブ・コンサルタント)【講演概要】タスカジは多彩な家事スキルを活かして働くハウスキーパー(タスカジさん)と、家事をお願いしたい人とをつなぐシェアリングエコノミーの家事代行マッチングサービスです。プロフィールとレビューを見て、1時間1,500円からリーズナブルな価格で自分にピッタリの人を選べます。サービスの成長にはタスカジさんのスキルやビジネスマインドが自ずと引き上げられていく仕組みが重要です。タスカジではその仕組としてタスカジさんコミュニティを運営しています。コミュニティ内はナレッジが循環し共創により発展するよう運営されいます。会社組織に所属しないフリーランスが自律的に発展していくための仕組みの一例を事例としてお話します。
和田 幸子
(株式会社タスカジ 代表取締役)【講演概要】外貨を獲得し日本経済を牽引する「アニメ・漫画」文化。半世紀前に誕生した「トキワ荘」、自分たちの腕を磨くために日夜切磋琢磨し共に時間を過ごした住まいがあり、ここから著名な漫画家が多く誕生しました。当社では「IT版トキワ荘」として、住まいの中のコミュニティから人が豊かな時間を過ごす「TECH RESIDENCE」を運営しています。 住まうだけではなく、人とつながり、情報が共有され、国内に無料で使える宿泊施設・ワークスペースを10か所提供。家賃を「消費」から「投資」に変え、多くの時間を過ごす「家」だからこそ価値を高めることで生活が変わり人生が変わる。そして、それは「顧客」の声から生まれたサービスの集合体です、顧客がパートナーでありサービス提供者にもなる瞬間がある事業をご紹介します。
若泉 大輔
(株式会社CEspace 代表取締役社長)【講演概要】つばさ公益社で取組むDXへの2つのアプローチをご紹介します。まず、非接触非対面化への 取り組みとして、IoTを活用した遠隔リアルタイム、遠隔非同期、混雑状況の見える化などの取り組みをご紹介。次に弔いECによる非接触化推進への取り組みとして、DIY葬儀セット(自分で組み立てる棺、骨壷、ハンドブックのセット通販)やお墓のEC提供、月々450円から備える葬儀保険ECによるレガシーサービス産業DXの取り組みをご紹介します。
篠原 憲文
(株式会社つばさ公益社 代表取締役)【講演概要】日立製作所は、2019年4月に、オープンイノベーションによる研究拠点として「協創の森」をオープンしました。この講演では、「協創の森」の概要をご紹介します。また、オープンイノベーションの具体例としてCyber Physical System (CPS)の実証実験を行うCPS実証環境とそのユースケース、これ活用した協創活動の一環として現在開催を計画しているハッカソンイベント「Hack on Virtual」(https://mashupawards.connpass.com/event/201272)をご紹介します。
赤井 亮仁
(日立製作所研究開発グループ)【講演概要】非機能要求の内、性能要件については、海外ではフィッシャー三原則に則ったSynthetic Monitoringが25年の歴史を持ち、WebサイトやSaaSの配信品質の改善に活用されてきました。SpelldataがどのようにSynthetic Monitoringのデータを活用してWebパフォーマンスチューニングを行っているのか、その技術概要を説明します。
竹洞 陽一郎
(株式会社Spelldata 代表取締役社長)パネル司会:柴崎 辰彦
(株式会社富士通総研 エグゼクティブ・コンサルタント)パネリスト:和田 幸子
(株式会社タスカジ 代表取締役)パネリスト:若泉 大輔
(株式会社CEspace 代表取締役社長)パネリスト:篠原 憲文
(株式会社つばさ公益社 代表取締役)パネリスト:佐藤 秀樹
(日本電気株式会社 第一リテールソリューション事業部)パネリスト:倉増 京平
(ティネクト株式会社 取締役)パネリスト:渡部 弘毅
(ISラボ株式会社 代表)パネリスト:諏訪 良武
(ワクコンサルティング株式会社 エグゼクティブコンサルタント 常務執行役員)【セッション概要】音声認識、ナレッジシステム、チャットbotなどコンタクトセンターにおけるIT活用が進んでいます。コンタクトセンターおいてIT活用している企業の事例を研究し、IT活用を進めた変革の先にあるコンタクトセンターでは、どのような働き方が実現できるのか、どのような新しい課題に取り組むのかを検証したい。またコロナ禍における新しい生活様式としてマネジメントのあり方はどのように変わるのか、事例発表とディスカッションを予定しています。
【講演概要】音声認識、ナレッジシステム、チャットbotなどコンタクトセンターにおけるIT活用が進んでいます。コンタクトセンターおいてIT活用している企業の事例を研究し、IT活用を進めた変革の先にあるコンタクトセンターでは、どのような働き方が実現できるのか、どのような新しい課題に取り組むのかを検証したい。またコロナ禍における新しい生活様式としてマネジメントのあり方はどのように変わるのか、事例発表とディスカッションを予定しています。
河合 洋
(株式会社つなぐ研究所 代表取締役)【講演概要】ポラリスプラス(北極星のような指針を意味する)。お客様対応しているオペレーターが自信を持って対応する、そんなツールを導入したいという、現場の声からAI活用による応対支援ツールの導入を具現化した。お客様とオペレーターの対話を音声認識機能とAIを使って症状の自動選択、解決率と所要時間を表示したソリューションリコメンド機能にて、症状ヒアリングから解決までのプロセスのムダ・ムラ・ムリをなくす事に成功。オペレーターの背中を押してくれるツールとなり、ES&CS向上に寄与し、ビジネス視点でも解決率の改善でコスト削減にも至った。
野村 裕美
(株式会社アサイアン カスタマーケアシニアディレクター)朴 相日
(アシュリオンジャパン・ホールディングス合同会社 プロダクトマネジメント シニア・マネージャー)【講演概要】近年、企業におけるCX構築がデファクトスタンダードとなる時代に突入しました。一方、そうした環境の中でも消費者は「エフォートレス体験」を提供する企業に対して、よりにロイヤルティを感じる事がわかってきました。「エフォートレス体験」とは何か?事例紹介を交えてその要素を説明し、更にはコンタクトセンターで抑えるべきポイントについて解説します。
大貫 竜平
(Veeva Japan株式会社 Product Alliances Manager)【講演概要】コンタクトセンターもコロナの影響で、在宅ワークに切り替えるセンターも少しずつ増えてきている。リモートワークに切り替えたセンターでは、コミュニケーションの問題やマネジメントの問題が発生しつつある。リアルで運営している手法をそのままリモート下でも適用しようとすると問題が発生してしまうことになる。センターのSVやマネージャーは、リモートでどのようにオペレータをマネジメントしていけば良いのか、その極意をお伝えする。また、リモートワークにおける人材育成の方法、特にオンライン研修のポイントやリアル研修との違いなどについてもお話しする予定。
寺下 薫
(クリエイトキャリア 代表)【パネル討論概要】音声認識、ナレッジシステム、チャットbotなどコンタクトセンターにおけるIT活用が進んでいます。コンタクトセンターおいてIT活用している企業の事例を研究し、IT活用を進めた変革の先にあるコンタクトセンターでは、どのような働き方が実現できるのか、どのような新しい課題に取り組むのかを検証したい。またコロナ禍における新しい生活様式としてマネジメントのあり方はどのように変わるのか、事例発表とディスカッションを予定しています。
司会:河合 洋
(株式会社つなぐ研究所 代表取締役)パネリスト:野村 裕美
(株式会社アサイアン カスタマーケアシニアディレクター)パネリスト:朴 相日
(アシュリオンジャパン・ホールディングス合同会社 プロダクトマネジメント シニア・マネージャー)パネリスト:大貫 竜平
(Veeva Japan株式会社 Product Alliances Manager)パネリスト:寺下 薫
(クリエイトキャリア 代表)