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講演 3月9日(火)

『システム的ビデオコミュニケーション学の確立をめざして』
日本電信電話株式会社

11:00〜12:00 第16イベント会場(工学部新2号館 212号講義室)

ビデオコミュニケーションシステムの機能とは、遠隔地の時空間を、今自分がいる時空間の一部として再構成することです。我々はその時空間再構成技術の1つとして背面スクリーン囲い込み方式を提案し、t-Roomというビデオコミュニケーションシステムを開発しています。t-Roomだからこそできるようになったことを活用して、対面コミュニケーションとビデオコミュニケーションの相違点、t-Roomならではの非同期通信機能、ビデオコミュニケーションで生じる誤謬や現象とその原因の因果関係の解明などを行っています。

11:00 開演
11:00〜12:00 講演とデモビデオ上映
講演者:平田 圭二(日本電信電話株式会社 コミュニケーション科学基礎研究所)

『超臨場感技術は21世紀に生活・産業革命をもたらすか?』
超臨場感コミュニケーション産学官フォーラム URCF

15:30〜17:30 第11イベント会場(山上会館 大会議室)

3D映像/超高精細映像技術がいよいよ実用化しつつあります。これらを核にした超臨場感技術は、21世紀の我々の生活、地球環境、そして産業にどのような革新的な変化をもたらすであろうか?このような観点から超臨場感技術に関する講演・討論を行います。

司会者:相澤 清晴(東京大学 教授)

15:30〜15:40 「総論」/原島 博(東京大学 名誉教授)
15:40〜16:00 「超臨場感3D映像技術」/榎並 和雅(情報通信研究機構 けいはんな研究所長)
16:00〜16:20 「超臨場感五感技術」/廣瀬 通孝(東京大学大学院 教授)
16:20〜16:40 「超臨場感技術と低炭素社会」/荒川 佳樹(情報通信研究機構)
16:40〜17:00 「超臨場感全天映像」/尾久土 正己(和歌山大学 教授)
17:00〜17:30 総合討論

『2020年代のテレビを考える 〜超臨場感映像技術の展開〜』
株式会社KDDI研究所

15:30〜17:00 第14イベント会場(工学部新2号館 244号講義室)

2020年代に向けて様々な技術革新によって映像メディアサービスの進化が期待されます。まず、映像メディア技術の代表的研究者である東京工業大学羽鳥好律教授を迎え、シーズ・ニーズ・オンデマンドの視点からの映像メディアの展開に関して講演致します。次いで、映像コンテンツ制作者の視点から、映画監督太田隆文氏を迎えて、現在制作中の映画の紹介と、コミュニティと連携した新しい映像サービスへの期待を講演致します。最後に、本講演と連動しているデモ展示に関してKDDI研究所酒澤茂之氏よりご案内致します。

15:30〜16:00 招待講演「2020年代に向けた映像メディア技術への期待」
/羽鳥好律(東京工業大学 大学院総合理工学研究科教授)
16:00〜16:30 招待講演「映画制作者からみた映像メディア技術への期待」
/太田隆文(映画監督)
16:30〜17:00 KDDI研究所超臨場感映像技術及びデモ説明
/酒澤茂之(KDDI研究所)

『情報通信・エネルギー統合技術の研究開発プロジェクトについて』
情報通信研究機構 高度通信・放送研究開発委託研究 情報通信・エネルギー統合技術の研究開発

15:30〜17:30 第17イベント会場(工学部新2号館 211号講義室)

京都大学、神戸大学、大和ハウス工業(株)、(株)エネゲート、(株)トランス・ニュー・テクノロジーの5機関は、情報通信研究機構の委託研究プロジェクトとして、単独の家庭だけでなくそれらが複数集まった地域等の面的エリア内で消費される電力に対して、情報通信技術(ICT)を活用して生活者の利便性を失わず、かつ生活者が意識することなく、確実に消費電力の削減を達成できる技術を確立するため、「電力の流れの情報化」及び「供給電力の最適割り当て」に基づく電力管理・制御技術の研究開発を行っています。本講演においては、各機関における取り組みと研究成果について紹介します。

15:30〜15:45 「情報通信・エネルギー統合技術の研究開発プロジェクトに関する全体説明」
/岡部寿男(京都大学)
15:45〜16:00 「負荷機器用通信対応ハードウェア及びエネルギー最適割り当てプロトコルの実現に向けて」/塚本昌彦(神戸大学)
16:00〜16:15 「宅内消費電力情報の収集方法の研究」
/井谷佳史(大和ハウス工業)
16:15〜16:30 「負荷機器用電力計測センサの開発及び電力制御機器の開発」
/明比輝一、田中真実、吉田雅昭、吉水宏幸(エネゲート)
16:30〜16:45 「家庭用機器のためのプロトコル実装支援ツール」
/小山洋一、岡本暁広、中野博樹(トランス・ニュー・テクノロジー)
16:45〜17:00 「エネルギー割当を実現するための通信インターフェース及びインターフェース対応ハードウエアの開発」/ 引原隆士(京都大学)
17:00〜17:15 「オンデマンド型家庭内電力ネットワークのためのQoEn(Quality of Energy)経路制御と電力ルーティングスイッチ」/藤本圭、柴田知輝、岡部寿男(京都大学)
17:15〜17:30 「エネルギーの情報化WGの活動について」
/加藤丈和(京都大学)

『第1回「人ロボット共生学」シンポジウム
〜人とロボットの共生による協創社会の創成〜』
人とロボットの共生による協創社会の創成(人ロボット共生学領域)

15:30〜18:00 第9イベント会場(工学部新2号館 221号講義室)

本研究領域の領域代表者である三宅なほみ氏より、提案する人ロボット共生学に関して、講演していただきます。また、会場内にポスターを設置し、インタラクティブに聴講者と人ロボット共生学や各計画研究班の研究について議論していただきます。最後に、認知科学の世界的権威である安西祐一郎氏(慶應義塾大学理工学部・教授)を迎え、人とロボットの共生する未来社会と人ロボット共生学への期待に関して講演致します。

15:30〜15:40 オープニング
15:40〜16:00 「人ロボット共生学」への招待 
/三宅なほみ(東京大学大学院教育学研究科 教授)
16:00〜16:45 ポスター・インタラクション・セッション
16:45〜17:00 ゲスト・コメント
/Dr. Roy Pea、Dr. Brigid Barron、Dr. Michael Jacobson
17:00〜17:30 質疑・討論セッション
17:30〜17:50 「人ロボット共生学への期待」
/安西祐一郎(慶応義塾大学理工学部 教授)
17:50〜18:00 クロージング

『生活の中のセンサ』
生活の中のセンサ(慶應義塾大学徳田研究室、東京電機大学戸辺研究室、東京大学森川研究室、東京大学瀬崎研究室、株式会社トリプルダブル、コガソフトウエア株式会社 )

15:30〜17:30 第13イベント会場(工学部新2号館 243号講義室)

生活の場面における様々なセンサを用いた新しい試みを6組織の共同で展示します。徳田研究室では、ジェスチャやAR技術とセンサを融合させた日常空間サービスを提案します。戸辺研究室では、人が着るセンサと携帯電話との組み合わせで情報を発信するヒューマンプローブの提案を行います。森川研究室では、構造物の健全性を正しく判断する高品質な加速度の計測技術を紹介します。瀬崎研究室では安価な斜面崩落検知装置や透明なRFIDテーブルを展示します。コガソフトウエアは、RFIDリーダや液面センサを用いた廃食油回収システムを、トリプルダブルは携帯電話等のソフトウエア開発事例を紹介します。

司会者:岩井将行(東京大学)他
以下の組織の代表が順番にデモについて説明いたします。
生活の中に浸透するセンサ技術〜遊び・仕事・暮らし・安心〜
慶應義塾大学徳田研究室 、東京電機大学戸辺研究室、東京大学森川研究室 、東京大学瀬崎研究室 、株式会社トリプルダブル、コガソフトウエア株式会社
※都合により発表に参加できない組織もございますので予めご了承ください。

『安心・安全なコミュニケーションを目指した「ネットワークセキュリティ」の研究開発』
日本電信電話株式会社

15:30〜17:30 第16イベント会場(工学部新2号館 212号講義室)

近年、ブロードバンドやPCの普及により、ネットの利便性は向上する一方で、DDoS攻撃、マルウェア、フィッシング等のセキュリティ脅威は巧妙化し、組織的になり日々増大しています。安心・安全なコミュニケーションを実現するために「ネットワークセキュリティ」の研究がより重要となってきています。セキュリティ脅威の発生を速やかに検知し回避するための技術、脅威発生予防の技術、さらに、体制的な取組みを紹介します。

  1. 「安心・安全な通信環境を実現するネットワークセキュリティ研究開発」
    /中村伊智三(NTT情報流通プラットフォーム研究所)
  2. 「ネットワークへの攻撃を防御する異常トラヒック監視・分析技術」
    /村山純一(NTT情報流通プラットフォーム研究所)
  3. 「ユーザによる潜在的な加害・攻撃を防止するマルウェア対策技術」
    /八木毅(NTT情報流通プラットフォーム研究所)
  4. 「クラウドと仮想化技術によりセキュアなモバイルアプリの利用形態を実現する技術」
    /Eric Chen(NTT情報流通プラットフォーム研究所)
  5. 「セキュリティインシデントに日々取り組むNTTのCSIRT活動」
    /新籾純(NTT情報流通プラットフォーム研究所)

講演 3月10日(水)

『「しる」から「わかる」へ〜価値創造のための知識処理技術』
独立行政法人情報通信研究機構 知識処理グループ

9:45〜12:00 第9イベント会場(工学部新2号館 221号講義室)

NICT知識処理グループで実施している2つの研究プロジェクトについて、実際に研究に取り組んでいる研究員が紹介します。知識構造化プロジェクトからは、様々な情報資源を連携するナレッジクラスタシステムをデータマッシュアッププラットフォームとしての利用例で紹介します。情報信頼性プロジェクトからは、ネット上の膨大な情報の中から信頼できる情報を見つけるのを支援するための情報分析システムWISDOMを支える要素技術について紹介します。

司会者:木俵豊(情報通信研究機構)

9:45〜10:00 ご挨拶/木俵豊(情報通信研究機構 知識処理グループ グループリーダー)
10:00〜11:00 「ナレッジクラスタシステム チュートリアル:クラウド時代の知識獲得, 分析, 配信技術」/是津耕司、中西崇文、Kim Kyoung-Sook、Rong Zhang、本間秀典
11:00〜12:00 「情報信頼性分析システムWISDOMを支える要素技術」/赤峯享、河原大輔、加藤義清、中川哲治、レオン末松豊インティ

『MASTARプロジェクト: 社会とリンクした最先端の音声言語処理研究』
独立行政法人 情報通信研究機構

15:30〜17:30 第9イベント会場(工学部新2号館 221号講義室)

情報通信研究機構MASTAR プロジェクトでは、様々な音声、言語処理システム及びロボットを開発しており、その研究開発の一端をご紹介します。より具体的には、ロボカップ世界大会@ホームリーグにおいて2008年優勝、2009年準優勝を果たしたロボット(電気通信大学、玉川大学と共同開発)や、音声翻訳システム、音声対話システム、多言語翻訳システム、概念辞書に関する研究について解説いたします。

司会者:柏岡 秀紀(情報通信研究機構 音声コミュニケーショングループ チームリーダー)

15:30〜15:35 「MASTARプロジェクト紹介」/柏岡秀紀(情報通信研究機構)
15:35〜16:05 「ロボカップ@ホーム:生活支援ロボット30台のベンチマークテスト」/杉浦孔明(情報通信研究機構)
16:05〜 16:35 「世界をつなぐ多言語音声翻訳技術」
/Michael Paul(情報通信研究機構) 
16:35〜17:05 「自然なコミュニケーションを実現する音声対話システムを目指して〜京都観光案内音声対話システムの開発概要および評価〜」
/水上悦雄(情報通信研究機構)
17:05〜 17:30 「概念辞書:大規模意味ネットワークの自動構築」
/Stijn De Saeger、土田正明(情報通信研究機構)

『公共空間でのメディア技術:デジタルパブリックアート「空気の港」』
東京大学「デジタルパブリックアートを創出する技術」プロジェクト

15:30〜17:30 第11イベント会場(山上会館 大会議室)

2009年10月9日〜11月3日に羽田空港で開催した「Digital Public Art in Haneda Airport 空気の港〜テクノロジー×空気で感じる新しい世界〜」展について、コンセプトや技術紹介を行います。この展覧会は、公共空間にメディア技術を持ち込んだ事例として考えることもでき、全体的なデジタルパブリックアートを構成する技術についての紹介や、各作品に関して技術的側面からの発表、そのための工夫、さらには技術性、アート性に加えて、プロデュースやパブリシティの重要性についても議論いたします。

  • 「デジタルパブリックアートプロジェクト」/廣瀬通孝(東京大学)
  • 「Digital Public Art in Haneda Airport「空気の港」展について」/鈴木康広(東京大学)
  • 「作品技術紹介」/東京大学 廣瀬・谷川研究室、相澤・山崎研究室、苗村研究室
    • 出発の星座(佐藤宗彦、西坂信哉、鳥越祐輔、泉原厚史、西村邦裕、鈴木康広、谷川智洋、廣瀬通孝)
    • 木陰のスクリーン(徳田雄嵩、泉原厚史、梶波崇、西村邦裕、鈴木康広、谷川智洋、廣瀬通孝)
    • アーキマキナ(牛込陽介、新山龍馬、西村邦裕、谷川智洋、廣瀬通孝)
    • かばんの鳥(木村健太郎、山崎充彦、西村邦裕、鈴木康広、谷川智洋、廣瀬通孝)
    • PASMOの星座・地上の星座(西村邦裕、牛込陽介、鳥越祐輔、佐藤宗彦、鈴木康広、谷川智洋、廣瀬通孝)
    • 目と鼻の先(鳴海拓志、西村邦裕、鈴木康広、谷川智洋、廣瀬通孝)
    • 自針と分針(松村成朗、冨樫政徳、大谷智子,鈴木康広、、山崎俊彦、相澤清晴)
    • 未来の足跡(オゥグ オストルク、松濤智明,冨樫政徳、澤田耕司、大谷智子、鈴木康広、山崎俊彦、相澤清晴)
    • 呼吸する空港(成谷峻、鈴木隆志、ソンヨンア、橋田朋子、鈴木康広、飯田智広、苗村健)
    • 星に座る椅子(金ジョンヒョン、佐藤宗彦、鈴木康広、飯田誠、苗村健、協力:株式会社 日立製作所 機械研究所)
  • 「「空気の港」プロデュース・パブリシティについて」/西村邦裕、上條桂子、鈴木康広(東京大学)

講演者:
廣瀬通孝 (東京大学大学院情報理工学系研究科)
相澤清晴 (東京大学情報学環)
苗村健 (東京大学大学院情報理工学系研究科)
山崎俊彦 (東京大学大学院情報理工学系研究科)
谷川智洋 (東京大学大学院情報理工学系研究科)
西村邦裕 (東京大学大学院情報理工学系研究科)
鈴木康広 (東京大学先端科学技術研究センター)

『生活の中のセンサ』
生活の中のセンサ(慶應義塾大学徳田研究室、東京電機大学戸辺研究室、東京大学森川研究室、東京大学瀬崎研究室、株式会社トリプルダブル、コガソフトウエア株式会社 )

9:30〜12:00 第13イベント会場(工学部新2号館 243号講義室)

生活の場面における様々なセンサを用いた新しい試みを6組織の共同で展示します。徳田研究室では、ジェスチャやAR技術とセンサを融合させた日常空間サービスを提案します。戸辺研究室では、人が着るセンサと携帯電話との組み合わせで情報を発信するヒューマンプローブの提案を行います。森川研究室では、構造物の健全性を正しく判断する高品質な加速度の計測技術を紹介します。瀬崎研究室では安価な斜面崩落検知装置や透明なRFIDテーブルを展示します。コガソフトウエアは、RFIDリーダや液面センサを用いた廃食油回収システムを、トリプルダブルは携帯電話等のソフトウエア開発事例を紹介します。

司会者:岩井将行(東京大学)他
以下の組織の代表が順番にデモについて説明いたします。
生活の中に浸透するセンサ技術〜遊び・仕事・暮らし・安心〜
慶應義塾大学徳田研究室 、東京電機大学戸辺研究室、東京大学森川研究室 、東京大学瀬崎研究室 、株式会社トリプルダブル、コガソフトウエア株式会社
※都合により発表に参加できない組織もございますので予めご了承ください。

『センシングWebとプライバシマネジメント−プライバシに配慮したセンサ情報の社会的利用−』
総合科学技術会議 科学技術連携施策群「情報の巨大集積化と利活用基盤技術開発」

15:30〜17:50 第4イベント会場(法文1号館 22教室)

「情報の巨大集積化と利活用基盤技術開発」連携施策群は、文科省の高性能DB・Web社会分析、経産省の情報大航海、総務省の情報の信憑性・信頼性の各プロジェクトを連携させ、あらゆる情報コンテンツ化を簡便、的確かつ安心して収集解析管理する基盤技術開発を進めています。その各省施策を補完する課題として「センサ情報の社会利用のためのコンテンツ化」プロジェクトを進めており、今回、講演会で東京電機大学の安田浩教授に基調講演をお願いし、補完的課題の受託機関(6機関)で開発した基盤技術およびその利用事例について個々に紹介します。

司会者:谷本茂明(情報の巨大集積化と利活用連携群主監補佐/千葉工業大学准教授)

15:30〜16:00 「WEB時代とID・プライバシ管理」
/安田浩(東京電機大学教授/総合メディアセンター長)
16:00〜16:20 「情報の巨大集積化と利活用基盤技術開発連携群の活動報告」
/西尾章治郎(情報の巨大集積化と利活用連携群主監/大阪大学理事・副学長)
16:20〜16:35 「画像情報に対するプライバシ情報処理」
/美濃導彦(京都大学学術情報メディアセンター教授)
16:35〜16:50 「音声情報に対するプライバシ情報管理」
/中川聖一(豊橋技術科学大学情報工学系教授)
16:50〜17:05 「センサ情報に基づく実世界コンテンツ」
/馬場口登(大阪大学大学院工学研究科教授)
17:05〜17:20 「センサ群からの情報の構造化」
/谷口倫一郎(九州大学大学院システム情報科学研究院教授)
17:20〜17:35 「センサ情報利用によるシースルービジョン」
/大田友一(筑波大学大学院システム情報工学研究科教授)
17:35〜17:50 「センサ情報の共有」
/鰺坂恒夫(和歌山大学システム工学部教授)