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情報処理学会ではITプロフェッショナル(実務家)のためのシンポジウムとして、2004年度から毎年度「ソフトウエアジャパン」を開催し、多数の企業・大学等からのご支援を頂いております。
IT関連業界において現場で活躍されている産業界の方々を中心に、学界・官公庁関係の方々、次世代を担う若手の技術者・研究者の方々等、多くの方々がともに問題意識を共有し議論、交流を深められる場として、またIT産業の今後を皆様と考える機会といたしまして、今年度も「ソフトウエアジャパン2013」を開催いたします。

ソフトウエアジャパンアワード

ソフトウエアジャパンでは、日本発の世界に誇るジャパンソフトウェアの研究者、開発者、技術者を表彰しております。

過去の受賞者

ITフォーラムセッション 「IPA/SEC 情報処理推進機構 ソフトウェア・エンジニアリング・センター」

データに基づくソフトウェア開発・運用マネジメント
【セッション概要】
信頼性の高いソフトウェアを効率よく開発し、安心して使い続けられるように運用するためには、開発や運用に付随する様々なデータを収集し、それらの分析結果を適切にフィードバックすることが重要です。具体的には、(1)進捗状況のモニタリングによる、異常の予兆検知と早期対処、(2)現在のデータと過去の蓄積データとの比較による、適切な計画策定及び現況の妥当性確認、(3)ソフトウェア開発・運用リポジトリに蓄積される定性・定量データのマイニングによる、有用な知見の抽出、が挙げられます。本セッションでは、このようなデータに基づくソフトウェア開発・運用のマネジメントに関し、IPA/SECにおける取組みと成果、及びソフトウェアリポジトリマイニングに関する内外の取組み動向等について紹介します。

プログラム[会場:2F 中会議場1]
09:30-09:35 本セッションの趣旨説明
09:35-10:15 講演-1 三毛功子 (情報処理推進機構 技術本部 SEC 研究員)
10:15-10:55 講演-2 大和田裕 (情報処理推進機構 技術本部 SEC 研究員)
11:00-12:00 講演-3 門田暁人 (奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 准教授)
司会:柏木 雅之 (独立行政法人 情報処理推進機構 技術本部 ソフトウェア・エンジニアリング・センター 研究員)
【略歴】1983年茨城大学大学院工学研究科修士課程(情報工学)修了。同年、富士通株式会社入社。画像管理やテキスト検索等のミドルウェアの開発等を担当後、SEの技術支援部門で社内標準の適用・推進活動等に従事。2010年4月より、IPAに出向中。非機能要求グレードや非ウォーターフォール型開発などを担当。
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09:30-09:35 本セッションの趣旨説明
09:35-10:15 講演[1] 
三毛 功子 (独立行政法人 情報処理推進機構 技術本部 ソフトウェア・エンジニアリング・センター 研究員)
現在のデータと過去の蓄積データとの比較に基づく定量的品質管理

【講演概要】ベンチマーキングとして、収集・蓄積した開発データを分析した統計情報と比較することにより、新規プロジェクトの計画策定時の参考としたり、実施中プロジェクトの妥当性を確認したりすることができます。IPA/SECが協力企業から提供して頂いたソフトウェア開発データを蓄積・分析し、統計情報として整理した『ソフトウェア開発データ白書』の活用方法をご紹介します。また、過去の経験に基づく知見を利用し、ソフトウェアの品質を定量的に分析・予測する手法についてご説明します。

【略歴】1982年4月 三菱電機株式会社に入社。設計分野、事務分野の業務システム開発、プロセス改善などに従事。2006年3月 三菱電機株式会社を退社。2006年10月 独立行政法人情報処理推進機構 ソフトウェア・エンジニアリング・センター 研究員
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10:15-10:55 講演[2]
大和田 裕
(独立行政法人 情報処理推進機構 技術本部 ソフトウェア・エンジニアリング・センター 研究員)
ソフトウェア開発データの見える化に基づく定量的プロジェクト管理

【講演概要】ソフトウェア開発中のプロジェクトにおける様々なデータを定期的に測定して可視化することにより、異常の兆候を早期に発見し、必要な対策を講ずることができます。進行中の開発プロジェクトからプロジェクトデータを取得し管理する「プロジェクト管理機能」、プロジェクトデータから基本的な定量データ(規模、工数、工期)を自動収集・集計し、グラフデータを作成する「データ収集・集計機能」、グラフデータを表示する「分析レポーティング機能」を有する『定量的プロジェクト管理ツール(EPM-X)』についてご説明します。

【略歴】1979年、日本タイムシェア株式会社(現TIS(株))に入社。SEとして官公庁向け開発プロジェクトに従事。1982年、日本IBM株式会社に入社。大企業向けパッケージ・ソフトウェア開発部門にてソフトウェア開発プロジェクトに従事。2002年、アットネットホーム株式会社(現、テクノロジーネットワークス(株))に入社。インターネットビジネスを支えるOSS/BSSのソリューション開発・運用部門の事業部長、技術統括担当部長を歴任する。2011年4月IPA/SECへ出向し、定量的プロジェクトツールの開発・普及を担当。
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11:00-12:00 講演[3] 
門田 暁人 (奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 准教授)
ソフトウェアリポジトリマイニングの技術動向とその応用

【講演概要】ソフトウェアリポジトリマイニングは、「ソフトウェアリポジトリ」という鉱山から、マイニング(宝探し)をする技術であり、国内外で最もホットな研究テーマの一つとなっています。ソフトウェアリポジトリとは、狭義には、ソフトウェア構成管理システム(CVS, Subversionなど)、バグ管理システム(Bugzilla,影舞など)、メーリングリストアーカイブの3 つのデータソースを主に指します。本講演では、代表的な研究テーマの紹介、および、開発現場に応用できる技術や知見を解説します。

【略歴】1994年 名古屋大・工・電気卒、2007年より奈良先端大 准教授。専門分野は、エンピリカル・ソフトウェア工学、および、ソフトウェアセキュリティ。これまで、IPA-SEC 定量データ分析部会委員(2004-2010)、関西経済連合会 組込みソフト産業推進会議委員(2007-)、IWSM/MENSURA2011 プログラム委員長、FOSE2011 プログラム委員長などを歴任。
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