情報処理学会
コラボレーションとネットワークサービス
ワークショップ2024

プログラムを公開しました(2024.10.26)

日時/場所

日時:2024年11月21日(木)~2024年11月22日(金)

場所:吉田屋山王閣(石川県加賀山代温泉)

お知らせ
  • 参加登録された皆様をSlackワークスペースに招待しました(2024.11.15)
  • プログラムを公開しました(2024.10.26)
  • 参加登録の受付を開始しました(2024.9.26)
  • 発表申し込み・論文の受付を延長しました(2024.9.19)
  • Webページを公開しました (2024.6.25)
はじめに

インターネット,モバイル,センサネットワークなど情報交換・流通のためのインフラが整い,入出力技術や現実と仮想をシームレスに結ぶ技術の進展によって, IoTが身近なものとなってきました.このような社会で私たちが快適で便利な生活をしていくためには,人と情報とのつながり,ネットワークを通した人と人とのつながり,ネットワークにより形成される集団と個とのつながりなど,従来の枠組みを超えたこれらの新たなつながりに関する研究が必要不可欠です.

これらを問題意識とした研究交流・意見交換の場として2004年にグループウェアとネットワークサービスワークショップが始まりました.2023年に名称を「コラボレーションとネットワークサービスワークショップ(CNWS)」と改めてから第2回となる今回,論文発表に加えて通常研究会の発表形式には収まりにくい構想や提案,検討段階の研究などの発表・議論の場として,和やかかつ忌憚のない議論場となることを期待し,温泉付き泊り込み形式による開催とします.

皆様の多様な考えを,この場を利用して議論したいと考えていますので,是非ご投稿ください.

対象分野キーワード
  1. コラボレーションとネットワークサービス(コミュニケーション,グループインタラクション,コラボレーション,集合知,異文化交流,協調モデル等の協調活動に関わる基礎
  2. 情報共有,ブロックチェーン,Web3,仮想環境,マルチユーザインタフェース,ソーシャルビッグデータ等の協調活動に関わる基盤技術
  3. リモートワーク,モバイルワーク,スマート環境等の環境に応じた協調活動と支援環境
  4. 社会/行政サービス,Eコマース,オンライン教育サービス,ソーシャルメディア,オンラインエンターテイメント,クラウドソーシング等のネットワークサービス)
  5. その他これらのキーワードに限らず広い分野での論文を募集します.
注意事項
  • 本ワークショップは参加者連絡用にSlackを使用します.参加申し込み後,CNWS2024用のSlackワークスペースに登録していただきます.
  • 本ワークショップは,原則相部屋での合宿形式の開催となります.宗教上や健康上などの理由によりシングルルームをご希望の方は,個別にご相談ください.
プログラム(2024/11/15時点)

各発表の持ち時間は次の通りです.

  • 査読付き論文セッション:25分(うち発表は20分程度)
  • 一般セッション:20分(うち発表は15分程度)
  • ポジションペーパーセッション/国際会議報告:15分(うち発表は10分程度)

1日目:2024年11月21日(木)

12:30~12:55

参加受付

12:55~13:00

開会式

13:00~14:15

査読付き論文セッション

座長:市川祐介
(埼玉大)

インフルエンスオペレーションにおける情報の発信・拡散及び影響のモデル化

〇関口和巳(日本大学),岡田万実(日本大学),粟飯原萌(日本大学),古市昌一(日本大学)

発言に含まれる単語の抽象度に基づいた知識収束の過程を定量化する手法の提案

〇西村龍之介(電気通信大学),江木啓訓(電気通信大学)

政治イデオロギーを持つLLMエージェントの生成

〇植田雄士(大阪大学),諏訪博彦(奈良先端科学技術大学院大学)

14:15~14:30

休憩

14:30~15:50

一般セッション1:オンライン会議

座長:江木啓訓
(電気通信大)

オンライン会議におけるビデオウィンドウの大きさの変更による直視および視線回避の強調表示手法の実装

〇芦沢優介(筑波大学),市川あゆみ(筑波大学),佐方葵(筑波大学),川口一画(筑波大学)

発言量に基づいて顔をぼかすビデオ会議システムにおける性差の調査

〇竹田まり(日本大学),須賀美月(日本大学),齊藤孝樹(日本大学),呉健朗(ソフトバンク株式会社),古野雅人(ソフトバンク株式会社),市川祐介(埼玉大学),宮田章裕(日本大学)

共有資料があるビデオ会議における発話衝突者の視線の分析

〇大仲健汰(明治大学),今川毅人(明治大学),磯和之(東京情報デザイン専門職大学),井原雅行(理化学研究所),小林稔(明治大学)

Web議論におけるLLMの情報推薦タイミングに重要な要素の検討

〇櫻井崇貴(名古屋工業大学),橋本慧海(名古屋工業大学),白松俊(名古屋工業大学)

15:50~16:05

休憩

16:05~17:25

一般セッション2:ロボット・エージェント

座長:佐々木孝輔
(中央大)

すれ違う人の進みたい方向が移動ロボットの提示する矢印の認知に与える影響

〇桑宮陽(明治大学),黒河内睦人(明治大学),小林稔(明治大学)

LLMによる共感の促進と感情的対立の低減のためのファシリテーション手法の設計

〇佐野正太郎(名古屋工業大学),白松俊(名古屋工業大学)

非同期的な共感表現を行うエージェントの効果測定

〇渡貫健太(日本大学),新山はるな(日本大学),呉健朗(日本大学),大西俊輝(日本大学),大串旭(日本大学),宮田章裕(日本大学)

学習支援チャットボットのヒント提示による学習効果の向上

〇實成翔(和歌山大学),吉野孝(和歌山大学)

17:25~17:40

休憩

17:40~18:40

ポジションペーパーセッション

座長:小林稔
(明治大)

多様な位置・角度からのバリア撮影を促す手法の基礎検討

〇水留悟(日本大学),土岐田力輝(日本大学),呉健朗(ソフトバンク株式会社),粟飯原萌(日本大学),宮田章裕(日本大学)

名詞句群短時間把握のための音声重畳再生手法の基礎検討

〇池田悠星(日本大学),土岐田力輝(日本大学),呉健朗(日本大学),宮田章裕(日本大学)

リマインダとして機能するIoT引き出しの基礎検討

〇須貝彩莉紗(日本大学),池田悠星(日本大学),村田倫一(日本大学),須賀美月(日本大学),呉健朗(日本大学),市川裕介(埼玉大学),宮田章裕(日本大学)

マルチモーダルセンサとLLMを用いた個人の体感推定手法の検討

松田裕貴(奈良先端科学技術大学院大学,岡山大学,理化学研究所),〇立花巧樹(ソフトバンク株式会社),呉健朗(ソフトバンク株式会社),諏訪博彦(奈良先端科学技術大学院大学,理化学研究所)

19:00~21:00

夕食

21:00~22:00

ナイトセッション(若手社会人Dr.経験談セッション)

座長:越後宏紀(ソフトバンク)
・呉健朗(日本大)

2日目:2024年11月22日(金)

8:45~10:05

一般セッション3:行動・学習支援

座長:越後宏紀
(ソフトバンク)

技能学習における適切な荷重移動を追体験可能なインソール型空気圧フィードバックデバイスの初期的検討

〇二之宮昇(北陸先端科学技術大学院大学),小野重遥(北陸先端科学技術大学院大学),金井秀明(北陸先端科学技術大学院大学)

商品選定における意思決定補助のためのID-POSデータの属性情報を利用した標準化PI値の分析

〇井口拓己(和歌山大学),吉野孝(和歌山大学),松山浩士(株式会社サイバーリンクス),貴志祥江(株式会社オークワ),大西剛(株式会社オークワ)

SNSマーケティングにおける情報の発信・拡散及び影響のモデル化法

〇岡田万実(日本大学),関口和巳(日本大学),進士多佳子(日本大学),川上智(日本大学),小林篤史(第一工科大学),粟飯原萌(日本大学),喜内瞭(日本大学),古市昌一(日本大学)

共同住宅における配置図面作成自動化手法の評価

〇田賀康平(和歌山大学),本庄麻衣子(フジ住宅株式会社),吉野孝(和歌山大学)

10:05~10:20

休憩

10:20~11:40

一般セッション4:システム・指標提案

座長:呉健朗
(日本大)

テレワーカの状態に応じて輝度が変化するアンビエントディスプレイの提案と評価

〇森岡悠人(高知工科大学),敷田幹文(高知工科大学)

Web地図を活用した自転車の危険な挙動認識及び録画映像に基づく運転記録システムの提案

〇原田力伎(北陸先端科学技術大学院大学),小野重遥(北陸先端科学技術大学院大学),金井秀明(北陸先端科学技術大学院大学)

実環境の足跡提示に対する人の解釈と行動への影響の調査

〇根岸彩香(明治大学),桑宮陽(明治大学),越後宏紀(無所属),小林稔(明治大学)

心拍変動同期を指標とした導入活動の検討

〇渡部寿有(明治大学),大仲健汰(明治大学),有松真之輔(明治大学),小林稔(明治大学)

11:40~12:40

昼食

12:40~14:00

一般セッション5:実環境行動分析

座長:川口一画
(筑波大)

空間の暗さが創造的協同作業に与える影響の調査

〇勝山岳大(明治大学),竹内渚生(明治大学大学院),今川毅人(明治大学大学院),小林稔(明治大学)

バレないような手抜き行為をするeSportsプレイヤの行動分析

〇池田知樹(日本大学),佐子柊人(日本大学),雨宮壮(日本大学),青木良輔(日本大学,日本電信電話株式会社),宮田章裕(日本大学)

研究室内における「話しかける」行動の判断基準の調査

〇北畠宏祐(明治大学),桑宮陽(明治大学),根岸彩香(明治大学),小林稔(明治大学)

沈黙動機の選択プロセスの改善と他者解釈の齟齬の再調査

〇柳井晃希(明治大学),黒河内陸人(明治大学),大仲健汰(明治大学),小林稔(明治大学)

14:00~14:15

休憩

14:15~15:00

国際会議報告

座長:宮田章裕
(日本大)

国際会議LAK24参加報告

西村龍之介(電気通信大学)

ACII 2024の参加報告

大西俊輝(日本大学)

国際会議CollabTech2024参加報告

大仲健汰(明治大学),桑宮陽(明治大学)

15:00~15:10

表彰式・閉会式

参加登録

参加登録を締め切りました.(11/14)

参加費は,2024年11月下旬以降に,情報処理学会マイページからの請求となります.そのため参加にあたり,情報処理学会マイページの開設が必要となります.また,2024年10月31日(木)までに登録された場合は事前登録料金が適用されます.

お願い:具合の悪い方および過去14日以内に発熱等の症状があった方の参加はご遠慮ください.

参加費
会員種別
事前登録料金
(締め切りました)
通常料金
(11/1以降に登録)
情報処理学会ジュニア会員・学生会員
(CN研究会への登録有無は問いません)
17,600円
28,600円
CN研究会に登録している
情報処理学会正会員
26,400円
37,400円
CN研究会に登録していない
情報処理学会正会員
30,800円
41,800円
情報処理学会非会員(学生)
25,080円
36,080円
情報処理学会非会員(一般)
44,880円
55,880円
  • シングルルームをご希望の場合,上記参加費に加え22,000円のシングル利用料が加算されます(部屋数が少ないため,シングルルーム利用のご希望に添えない場合もあります).
募集カテゴリ
  • 査読付論文(原則として6~8ページ程度):査読により採録/査読付論文セッションにて発表
  • 一般論文(原則として6~8ページ程度):通常研究会と同様の発表申込により受付/一般論文セッションにて発表
  • ポジションペーパー(最大2ページ):発表申込により受付(新しいアイディア,問題提起,検討段階の研究など議論したい内容を記載)/ポジションペーパーセッションにて発表
  • 国際会議報告(2~4ページ程度):発表申込により受付(参加した国際会議に関する報告,採録通知後執筆)/国際会議報告セッションにて発表
日程
  • 申込,論文受付開始:2024年7月25日(木)
  • 査読付論文,国際会議報告申込締切:2024年9月20日(金)→9月27日(金)に延長しました
  • 国際会議報告採否通知:2024年9月27日(金)→10月4日(金)
  • 査読付き論文採否通知:2024年9月27日(金)→10月4日(金)
  • 一般論文,ポジションペーパー申込締切:2024年10月4日(金)→10月11日(金)に延長しました
  • カメラレディ原稿(全てのカテゴリ)締切:2024年10月11日(金)→10月18日(金)に延長しました
発表申し込み方法・原稿送付先

すべてのカテゴリの論文募集を締め切りました.

発表申し込み・原稿送付先

発表申込はe-mailによる投稿のみとします.

発表申込および原稿送付先:【 cnws2024ipsj.or.jp

発表申し込み方法(一般論文,ポジションペーパー) ※申し込みを締め切りました

以下の情報をメールに記載し,お申し込みください.論文原稿ファイルは,Word 形式,もしくはPDF形式で作成し,カメラレディ原稿締切までにご提出ください.(申し込みと同時に原稿ファイルをお送りいただく必要はありません.ただし,申し込み締切はカメラレディ原稿締切よりも前に設定されておりますので,ご注意ください.)

  • 発表題目
  • 発表概要(50字程度)
  • 著者名(連名の場合は全員の氏名と所属,登壇者に〇)
  • 連絡先(代表者1名の住所,氏名,所属,e-mail)
  • 論文の種類(一般論文またはポジションペーパー)
  • 論文推薦の希望(あり or なし)
  • CN研究会のメーリングリストの登録希望(あり or なし or 登録済み)

原稿フォーマットは https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html より入手し,ヘッダに「情報処理学会研究報告 IPSJ SIG Technical Report」が明記されるものをご利用ください.発表した論文は全て情報処理学会の電子図書館(情報学広場)に登録されます.

申込件数によっては,プログラム発表枠の上限に達し次第,締切前でも先着順で申し込みを締め切ることがあります.

原稿フォーマットの利用について

LaTeXスタイルファイルの利用方法

  • tech-jsample.tex をご使用ください.
  • 日本語キーワード,英語アブストラクト,英語キーワードの記載はオプショナルです.記載する場合はそれぞれ\begin{jkeyword}\begin{eabstract}\begin{ekeyword}から始まる環境のコメントアウトを解除してください.
  • ページ番号は必要ありません.ページ番号を消去するために,次の修正を行ってください:
    ipsjtech.sty の150行目にある \thepage コマンドを削除(\thepageという文字列だけ消去してください)
  • フッターのコピーライト部分の年数を書き換えるために,次の修正を行ってください:
    ipsj.cls の2054行目にある 19592024 に書き換え

MS-Word で論文を作成する場合

  • sig-ms2023.dot(英語版はsig-ms2023_en.dot)をご使用ください.
  • ページ番号は必要ありません.

発表申し込み方法(査読付論文) ※申し込みを締め切りました

Word 形式,もしくはPDF形式で作成した論文原稿ファイルを添付し,以下をメール本文に記載してください.

  • 発表題目
  • 発表概要(50字程度)
  • 著者名(連名の場合は全員の氏名と所属,登壇者に〇)
  • 連絡先(代表者1名の住所,氏名,所属,e-mail)
  • 論文の種類(「査読付論文」であることを明記)
  • 論文推薦の希望(あり or なし)
  • CN研究会のメーリングリストの登録希望(あり or なし or 登録済み)

原稿フォーマットは https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html より入手し,ヘッダに「情報処理学会研究報告 IPSJ SIG Technical Report」が明記されるものをご利用ください.発表した論文は全て情報処理学会の電子図書館(情報学広場)に登録されます.

発表申し込み方法(国際会議報告) ※申し込みを締め切りました

対象会議と発表者の条件は以下の通りです.

  • 対象会議
    2024年9月末までに開催された,CN研究会の領域と関連する国際会議
  • 発表者
    国内の大学/高専に在学中の大学院生/学部生/高専生,かつ,対象会議に参加(発表/聴講)した者

発表希望者は,以下を記載したメールを送付してください.

  • 会議名称
  • 発表者名
  • 連絡先(住所,氏名,所属,e-mail)
  • CN研究会のメーリングリストの登録希望(あり or なし or 登録済み)

原稿は,採否通知後,案内に従って執筆してください.
申込件数によっては,参加した国際会議をもとに採否を決定します.また,同じ国際会議に複数の申込があった場合は,共同での原稿執筆と発表を依頼することがあります.

過去の開催
  • 2023年 軽井沢倶楽部 ホテル軽井沢1130(群馬県吾妻郡嬬恋村)
  • 2022年 つくば国際会議場(茨城県つくば市)
  • 2021年 オンライン
  • 2020年 オンライン
  • 2019年 伊豆大島 ホテル白岩(東京都大島町)
  • 2018年 美ケ原温泉 ホテル翔峰(長野県松本市)
  • 2017年 かみのやま温泉 仙渓園 月岡ホテル(山形県上山市)
  • 2016年 草津温泉 ホテル&スパリゾート 中沢ヴィレッジ(群馬県吾妻郡草津町)
  • 2015年 ホテルニュー塩原(栃木県那須塩原市)
  • 2014年 ニューウェルシティ湯河原 (静岡県熱海市)
  • 2013年 石和温泉 華やぎの章 慶山 (山梨県笛吹市石和町)
  • 2012年 東京農工大学 小金井キャンパス(東京都小金井市)
  • 2011年 南知多温泉郷 海栄館鯱亭(愛知県知多郡南知多町山海海岸)
  • 2010年 ナスパニューオータニ (新潟県南魚沼郡湯沢町)
  • 2009年 軽井沢倶楽部 ホテル軽井沢1130(群馬県吾妻郡嬬恋村)
  • 2008年 千葉県勝浦市 勝浦ホテル三日月
  • 2007年 群馬県安中市 ホテル磯部ガーデン
  • 2006年 静岡県伊東市 ホテル暖香園
  • 2005年 群馬県水上市 水上館
  • 2004年 栃木県日光市 鬼怒川グランドホテル
ワークショップ実行委員会
実行委員長

市川 裕介(埼玉大)

実行委員

佐々木 孝輔(中央大),小牧 大治郎(富士通研),岨野 太一(長崎大),川口 一画(筑波大),越後 宏紀(ソフトバンク)

お問い合せ先

Slackワークスペース参加前にお問い合わせの際は【 cnws2024ipsj.or.jp 】までご連絡ください.