日時:2024年11月21日(木)~2024年11月22日(金)
インターネット,モバイル,センサネットワークなど情報交換・流通のためのインフラが整い,入出力技術や現実と仮想をシームレスに結ぶ技術の進展によって, IoTが身近なものとなってきました.このような社会で私たちが快適で便利な生活をしていくためには,人と情報とのつながり,ネットワークを通した人と人とのつながり,ネットワークにより形成される集団と個とのつながりなど,従来の枠組みを超えたこれらの新たなつながりに関する研究が必要不可欠です.
これらを問題意識とした研究交流・意見交換の場として2004年にグループウェアとネットワークサービスワークショップが始まりました.2023年に名称を「コラボレーションとネットワークサービスワークショップ(CNWS)」と改めてから第2回となる今回,論文発表に加えて通常研究会の発表形式には収まりにくい構想や提案,検討段階の研究などの発表・議論の場として,和やかかつ忌憚のない議論場となることを期待し,温泉付き泊り込み形式による開催とします.
皆様の多様な考えを,この場を利用して議論したいと考えていますので,是非ご投稿ください.
各発表の持ち時間は次の通りです.
12:30~12:55
参加受付
12:55~13:00
開会式
13:00~14:15
査読付き論文セッション
座長:市川祐介
(埼玉大)
インフルエンスオペレーションにおける情報の発信・拡散及び影響のモデル化
発言に含まれる単語の抽象度に基づいた知識収束の過程を定量化する手法の提案
政治イデオロギーを持つLLMエージェントの生成
14:15~14:30
休憩
14:30~15:50
一般セッション1:オンライン会議
座長:江木啓訓
(電気通信大)
オンライン会議におけるビデオウィンドウの大きさの変更による直視および視線回避の強調表示手法の実装
発言量に基づいて顔をぼかすビデオ会議システムにおける性差の調査
共有資料があるビデオ会議における発話衝突者の視線の分析
Web議論におけるLLMの情報推薦タイミングに重要な要素の検討
15:50~16:05
休憩
16:05~17:25
一般セッション2:ロボット・エージェント
座長:佐々木孝輔
(中央大)
すれ違う人の進みたい方向が移動ロボットの提示する矢印の認知に与える影響
LLMによる共感の促進と感情的対立の低減のためのファシリテーション手法の設計
非同期的な共感表現を行うエージェントの効果測定
学習支援チャットボットのヒント提示による学習効果の向上
17:25~17:40
休憩
17:40~18:40
ポジションペーパーセッション
座長:小林稔
(明治大)
多様な位置・角度からのバリア撮影を促す手法の基礎検討
名詞句群短時間把握のための音声重畳再生手法の基礎検討
リマインダとして機能するIoT引き出しの基礎検討
マルチモーダルセンサとLLMを用いた個人の体感推定手法の検討
19:00~21:00
夕食
21:00~22:00
ナイトセッション(若手社会人Dr.経験談セッション)
座長:越後宏紀(ソフトバンク)
・呉健朗(日本大)
8:45~10:05
一般セッション3:行動・学習支援
座長:越後宏紀
(ソフトバンク)
技能学習における適切な荷重移動を追体験可能なインソール型空気圧フィードバックデバイスの初期的検討
商品選定における意思決定補助のためのID-POSデータの属性情報を利用した標準化PI値の分析
SNSマーケティングにおける情報の発信・拡散及び影響のモデル化法
共同住宅における配置図面作成自動化手法の評価
10:05~10:20
休憩
10:20~11:40
一般セッション4:システム・指標提案
座長:呉健朗
(日本大)
テレワーカの状態に応じて輝度が変化するアンビエントディスプレイの提案と評価
Web地図を活用した自転車の危険な挙動認識及び録画映像に基づく運転記録システムの提案
実環境の足跡提示に対する人の解釈と行動への影響の調査
心拍変動同期を指標とした導入活動の検討
11:40~12:40
昼食
12:40~14:00
一般セッション5:実環境行動分析
座長:川口一画
(筑波大)
空間の暗さが創造的協同作業に与える影響の調査
バレないような手抜き行為をするeSportsプレイヤの行動分析
研究室内における「話しかける」行動の判断基準の調査
沈黙動機の選択プロセスの改善と他者解釈の齟齬の再調査
14:00~14:15
休憩
14:15~15:00
国際会議報告
座長:宮田章裕
(日本大)
国際会議LAK24参加報告
ACII 2024の参加報告
国際会議CollabTech2024参加報告
15:00~15:10
表彰式・閉会式
参加登録を締め切りました.(11/14)
参加費は,2024年11月下旬以降に,情報処理学会マイページからの請求となります.そのため参加にあたり,情報処理学会マイページの開設が必要となります.また,2024年10月31日(木)までに登録された場合は事前登録料金が適用されます.
お願い:具合の悪い方および過去14日以内に発熱等の症状があった方の参加はご遠慮ください.
すべてのカテゴリの論文募集を締め切りました.
発表申込はe-mailによる投稿のみとします.
発表申込および原稿送付先:【 cnws2024ipsj.or.jp 】
以下の情報をメールに記載し,お申し込みください.論文原稿ファイルは,Word 形式,もしくはPDF形式で作成し,カメラレディ原稿締切までにご提出ください.(申し込みと同時に原稿ファイルをお送りいただく必要はありません.ただし,申し込み締切はカメラレディ原稿締切よりも前に設定されておりますので,ご注意ください.)
原稿フォーマットは https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html より入手し,ヘッダに「情報処理学会研究報告 IPSJ SIG Technical Report」が明記されるものをご利用ください.発表した論文は全て情報処理学会の電子図書館(情報学広場)に登録されます.
申込件数によっては,プログラム発表枠の上限に達し次第,締切前でも先着順で申し込みを締め切ることがあります.
LaTeXスタイルファイルの利用方法
tech-jsample.tex
をご使用ください.\begin{jkeyword}
,\begin{eabstract}
,\begin{ekeyword}
から始まる環境のコメントアウトを解除してください.
ipsjtech.sty
の150行目にある \thepage
コマンドを削除(\thepage
という文字列だけ消去してください)
ipsj.cls
の2054行目にある 1959
を 2024
に書き換え
MS-Word で論文を作成する場合
sig-ms2023.dot
(英語版はsig-ms2023_en.dot
)をご使用ください.Word 形式,もしくはPDF形式で作成した論文原稿ファイルを添付し,以下をメール本文に記載してください.
原稿フォーマットは https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html より入手し,ヘッダに「情報処理学会研究報告 IPSJ SIG Technical Report」が明記されるものをご利用ください.発表した論文は全て情報処理学会の電子図書館(情報学広場)に登録されます.
対象会議と発表者の条件は以下の通りです.
発表希望者は,以下を記載したメールを送付してください.
原稿は,採否通知後,案内に従って執筆してください.
申込件数によっては,参加した国際会議をもとに採否を決定します.また,同じ国際会議に複数の申込があった場合は,共同での原稿執筆と発表を依頼することがあります.
市川 裕介(埼玉大)
佐々木 孝輔(中央大),小牧 大治郎(富士通研),岨野 太一(長崎大),川口 一画(筑波大),越後 宏紀(ソフトバンク)
Slackワークスペース参加前にお問い合わせの際は【 cnws2024ipsj.or.jp 】までご連絡ください.