日時:2023年11月23日(木)~2023年11月24日(金)
インターネット,モバイル,センサネットワークなど情報交換・流通のためのインフラが整い,入出力技術や現実と仮想をシームレスに結ぶ技術の進展によって,IoTが身近なものとなってきました.このような社会で私たちが快適で便利な生活をしていくためには,人と情報とのつながり,ネットワークを通した人と人とのつながり,ネットワークにより形成される集団と個とのつながりなど,従来の枠組みを超えたこれらの新たなつながりに関する研究が必要不可欠です.
これらを問題意識とした研究交流・意見交換の場として2004年にグループウェアとネットワークサービスワークショップが始まりました.今回第20回目を迎えるにあたり,名称を「コラボレーションとネットワークサービスワークショップ」と改め開催いたします.論文発表に加えて通常研究会の発表形式には収まりにくい構想や提案,検討段階の研究などの発表・議論の場として,和やかかつ忌憚のない議論場となることを期待し,3年ぶりに温泉付き泊り込み形式による開催とします.
皆様の多様な考えを,この場を利用して議論したいと考えていますので,是非ご投稿ください.
各発表の持ち時間は,質疑応答の時間を含め,次の通りです.
13:00~13:05
開会
13:05~14:25
査読付き論文セッション
座長:岨野太一
(慶應義塾大学)
変換聴覚フィードバックが話者の発話特性に与える影響の調査
遠隔会議の発話衝突を自動的に肯定化するシステムの提案
BLEの時系列RSSIに基づく人流クラスタを使用した移動方向と人数の推定
2体の柔らかい物体の動きによる共感表現方法の検証
14:25~14:40
休憩
14:40~15:35
招待講演(現地)
座長:市川裕介
(埼玉大学)
マルチモーダル対話の機序のモデル化
15:35~15:50
休憩
15:50~16:50
一般セッション1:心理・行動分析
座長:佐々木孝輔
(中央大学)
事前訓練内容を反映した上肢運動障害者向けeスポーツ支援システムの実装
モチベーションタイプによる絵師の制作意欲向上支援に向けて~インタビューに基づく事例分析~
フィラーの制限が発表者に与える影響に関する調査
屋内施設での回り忘れに関する調査と迷いやすい特性の検討
16:50~17:05
休憩
17:05~17:50
一般セッション2:医療・健康
座長:諏訪博彦
(奈良先端科学技術大学院大,理化学研究所)
Vection誘発映像と電動車椅子を併用した段差通過シミュレータの改良
運動支援を目的とした損失回避を促す通知機能の検討
スマートグラスを用いた医療安全向上支援システムの情報提示手法評価
18:00~20:00
夕食
21:00~21:10
GN研究賞表彰式
21:10~22:00
ポジションペーパーセッション1
座長:川口一画
(筑波大学)
新規創造活動のための既存コンテンツ破壊支援に向けた基礎検討
スクリーンデバイス上における小説の読み方が視覚障害者の移入へ与える影響の調査
先延ばし行動の抑制にむけた自己客観視による自己制御能力の向上支援に関する検討
デジタルツインを用いた自己効力感向上システムの基礎検討
8:30~9:30
一般セッション3:コミュニケーション課題の解決
座長:越後宏紀
(ソフトバンク株式会社)
オンライン大学における学生間交流に対する考察
ハイブリッド会議における遠隔参加者のアバターを含む俯瞰映像が与える影響の調査
遠隔発表時の発表状況を活用したアバタのジェスチャー制御手法の提案
発話の中断による不快感削減のための割り込み防止システムの提案と試行
9:30~9:45
休憩
9:45~10:40
招待講演(オンライン)
座長:市川裕介
(埼玉大学)
研究室や講義での関係性に起因するコミュニケーションの心理的ハードルを下げる試行錯誤
10:40~10:55
休憩
10:55~11:55
一般セッション4:可視化・情報提示
座長:宮田章裕
(日本大学)
推薦動画の偏向現象の認識を目的とする動画ジャンル・感情推定手法の提案
ユーザの可視化を用いた現実空間からVR空間への情報伝達手法
TOWAN:360度カメラを用いた地震対策箇所提示システム
在室者の精神的ストレス軽減を目的とした情報共有システムの提案
12:00~13:00
昼食
13:00~13:25
国際会議報告
座長:江木啓訓
(電気通信大学)
IVA 2023の参加報告
第29回コラボレーション技術とソーシャルコンピューティングに関する国際会議 CollabTech2023 参加報告
13:25~14:05
ポジションペーパーセッション2
座長:江木啓訓
(電気通信大学)
語尾でボケて返す対話型エージェントの基礎検討
フィルタ条件による心理的負担への影響の基礎検討
一人暮らしの高齢者とその子供家族との遠隔コミュニケーションのきっかけを支援するシステム検討
14:05~14:15
休憩
14:15~15:00
一般セッション5:SNS・オンラインコミュニティ
座長:呉健朗
(ソフトバンク株式会社)
女性ファッション誌における読者ネットワーク構造の比較およびコミュニティの特定
日本人投稿者と中国人視聴者を対象とした弾幕動画サイト「bilibili 動画」におけるオンラインコミュニティの特性調査
マイクロブログを対象とした「おいしくないこと」の言語表現に関する分析
15:00~15:10
ワークショップ表彰式(最終セッション終了時刻によって、中止の場合あり)
発表申込はe-mailによる投稿のみとします.
発表申込および原稿送付先:【 cnws2023 at ipsj.or.jp 】(atを@に置き換えてください)
Word形式,もしくはPDF形式で作成した原稿ファイルを添付し,以下をメール本文に記載してください.
以下の情報をメール本文に記載し,送付してください.
その後,カメラレディの締切までに,Word形式,もしくはPDF形式で作成した原稿ファイルをメールにてお送りください.
原稿フォーマットは https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html
より入手し,ヘッダに「情報処理学会研究報告 IPSJ SIG Technical Report」が明記されるものをご利用ください.
発表した論文は全て情報処理学会の電子図書館(情報学広場)に登録されます.
LaTeXスタイルファイルの利用方法
tech-jsample.tex
をご使用ください.\begin{jkeyword}
,\begin{eabstract}
,\begin{ekeyword}
から始まる環境のコメントアウトを解除してください.
ipsjtech.sty
の150行目にある \thepage
コマンドを削除(\thepage
という文字列だけ消去してください)
ipsj.cls
の2054行目にある 1959
を 2023
に書き換え
MS-Word で論文を作成する場合
sig-ms2012.dot
をご使用ください.対象会議と発表者の条件は以下の通りです.
発表希望者は,以下を記載したメールを送付してください.
原稿は,採否通知後,案内に従って執筆してください.
申込件数によっては,参加した国際会議をもとに採否を決定します.また,同じ国際会議に複数の申込があった場合は,共同での原稿執筆と発表を依頼することがあります.
参加登録は締め切りました.
参加費は,2023年11月下旬以降に,情報処理学会マイページからの請求となります.そのため参加にあたり,情報処理学会マイページの開設が必要となります.また,2023年11月1日(水)までに登録された場合は事前登録料金が適用されます.
お願い:具合の悪い方および過去14日以内に発熱等の症状があった方の参加はご遠慮ください.
CN研究会に新規登録していただくと,ワークショップの参加費が研究会登録料ぶん割引になるキャンペーンを実施中です.お得なこの機会にぜひ研究会にご登録ください!
市川 裕介(埼玉大学)
佐々木 孝輔(中央大学),小牧 大治郎(富士通研究所),岨野 太一(慶應義塾大学),川口 一画(筑波大学),越後 宏紀(ソフトバンク株式会社)
【 cnws2023 at ipsj.or.jp 】(atを@に置き換えてください)までご連絡ください.