オープニング 13:30-13:32
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コーディネータ:新谷 勝利(早稲田大学)
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【略歴】1969年から1999年 日本IBM、2004年から2017年 IPA/SEC、2013年から現在 早稲田大学。
セッション1[13:32-14:00]
「規格の動向,世界の流れ」
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講師:室谷 隆(TIS株式会社)
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【概要】「品質という多方面からなる事項をその開発プロセスを通して確固としたものにすることの必要性が認識」され、開発プロセスが国際規格として規定され、改定されてきている。開発プロセス、ISO/IEC/IEEE 12207と15288とそれに対応するアセスメントモデルについて概要を説明する。
【略歴】1977年~TIS株式会社勤務。開発/保守/運用/マネジメントに携わり、2002年SW-CMM導入PJのPMを勤める。2004年から2013年までIPA/SECへ出向、共通フレーム2007、2013の開発、ISO/IEC 15504に基づくアセスメントモデルSPEAK/IPAの開発に従事。2008年よりISO/IEC/JTC1/SC7/WG7小委員会委員。
セッション2[14:00-14:15]
「VDA-QMCとWG10の関係」
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講師:新谷 勝利(早稲田大学)
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【概要】SC7/WG10の成果物であるアセスメント規格類は、ドイツ自動車および部品メーカのソフトウェア品質の確保のため、業界団体であるVDA-QMCを中心としてオートモーティブスパイスとして実施されてきている。2019年5月のWG10会議にて紹介されたVDA-QMCの活動を紹介する。
【略歴】1969年から1999年 日本IBM、2004年から2017年 IPA/SEC、2013年から現在 早稲田大学。
セッション3[14:15-14:45]
「日本におけるプロセスアセスメント活動」
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講師:堀田勝美(コンピータジャパン)
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【概要】ISO/IEC 15504/33000ファミリー規格策定の背景、規格開発の経緯と日本の関わり、ISO/IEC 33000ファミリー規格の構成及び導入のポイントについて、CMMの導入を経験し、規格の策定に当初から関わってきた講師(委員)がその経験を踏まえて解説する。
【略歴】NTT入社後2002年まで電話交換系、情報系、及びそれらの支援系システムの研究開発及び標準化に携わり、2003年より現職。1988年にSEI成熟度フレームワーク(後のCMM)に接しその有効性に興味を持ち、プロセスアセスメント、改善活動及び推進に従事している。この間ISO 9001関連審査業務に5年間従事した。1993年よりISO/IEC JTC1/SC7/WG10に参加。
セッション4[15:00-15:40]
「事例2件」
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「JAXA」
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講師:片平 真史(宇宙航空研究開発機構)
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【概要】ISO/IEC 33Kへの対応として、JAXA開発標準プロセス(JERG)の改定、JAXA-PAMの改定・intacsのSPICE認証モデル化の作業を通じて得た知見とともに、小規模開発組織に最適化できる高信頼性システム向けVSEの最新の取り組みを紹介する。
【略歴】宇宙開発事業団入社後、マサチューセッツ工科大学 航空宇宙工学部招聘研究員を経て、宇宙航空研究開発機構 研究領域総括として、ソフトウェア独立検証及び妥当性確認(IV&V)、ソフトウェアプロセス、人工知能の安全化技術などを推進。奈良先端科学技術大学院大学 客員教授。
「Automotive SPICE」
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講師:河野 文昭(日本SPICEネットワーク: NSPICE.NET)
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【概要】SPICEを活用したプロセス改善コミュニティNSPICE.NETの発足から10年、圧倒的に多い自動車分野の会員に応える形で主にAutomotive SPICEを用いた改善啓蒙活動を展開してきた。その内容を紹介する。
【略歴】1998年から2019年 ADVICS、2009年から2019年 NSPICE.NET。
セッション5[15:40-16:15]
「VSEにおけるプロセスおよびそのアセスメント環境」
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コーディネータ:伏見 諭(合同会社ソフデラ)
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【略歴】元SC 7/WG 10 委員、元(一社)情報サービス産業協会標準化 委員会委員長、 (現)SC 7/WG 24 アドバイザ。
「VSEを取り巻く環境」
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講師:伏見 諭(合同会社ソフデラ)
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【概要】プロセス標準およびプロセスアセスメントの小規模祖域への適用アプローチ確立を 目指すVSE国際規格の概要と現場導入へ向けての実施現況等を紹介します。
「プロジェクトは何故失敗が多いのか?」
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講師:松原 眞人(株式会社デジックデザイン)
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【概要】何故日本のプロジェクトは失敗が多いのか?大きな要因の一つは、定められた開発プロセスに従ってプロジェクトを推進しないことである。それは当事者にはわかっているが、そうできない。それは何故か?「べき論」が多すぎるからではないか。現場の実態をVSEの立場で考察する。
【略歴】1981年独立系ベンチャーソフトウェア会社入社、2002年別の独立系ソフトウェア会社役員に就任、2005年社長就任、2018年株式会社デジックデザイン社長に就任、現在に至る。
パネルディスカッション[16:00-16:55]
「パネルディスカッション」
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モデレーター:北野 敏明(NSSLCサービス)
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【概要】上記事例2件のスピーカーがパネラーとなり、アセスメントやヘルスチェックの現状について議論する。
【略歴】1986年から1992年 日本電気、1992年から2001年 新日本製鉄、2001年から2015年 NSソリューションズ、2015年から2019年 NSSLCサービス。