情報処理学会 規格調査会


事例と共に紹介するプロセスアセスメントの有効活用

■開催
2020年1月10日(金)13:30 – 17:00

■会場
機械振興会館 地下3階 研修1号室
(〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8)

■参加費
正会員 5,000 円 非会員 10,000 円 学生 1,000 円
※情報処理学会賛助会員/規格賛助員/規格準賛助員および協賛団体の個人会員は正会員価格

■参加受付
申込締切:2019年12月26日(木)⇒2020年1月8日(水)まで延長

■定員
70名

■当日来場受付
受付開始:13:00 - 
受付場所:機械振興会館 地下3階 研修1号室前



お知らせ

セミナー事務局は、12月27日(金)午後~1月5日(日)まで閉鎖致します。
その間にいただくお申し込み・お問い合わせにつきましては、1月6日(月)以降順次対応致します。

開催概要

ソフトウェアが社会及び産業界に与える影響が重要と認識されている現在、ソフトウェアを安定的に信頼できるように開発することが求められている。それを担保するために、品質という多方面からなる事項をその開発プロセスを通して確固としたものにすることの必要性が認識されてきた。
この認識を支援するものとして、ソフトウェア開発プロセスの能力度・成熟度の状況を評価できるスキームが開発されてきている。
1980年代に、米国において、プロセス評価技術として能力成熟度モデル(Capability Maturity Model)が開発され、以降、方々で類似の試みがなされてきた。これらの開発が行われた直接的な動機は、ソフトウェア開発プロセスの能力度・成熟度の状況を評価することによって、以下を実現することにあった。
a) 政府・国防関係のITシステム開発費が膨大に膨れ上がっていくことへの歯止め、
b) 開発プロセス・業者選定プロセスの透明化、
c) 開発プロセスへのソフトウェアエンジニアリング、システムズエンジニアリングの適用を可能にする。
国際規格としてのソフトウェアプロセスアセスメントモデルは、1993年1月から正式にプロジェクトがスタートし、世界各国のモデルを参考にして開発され、今日まで時代の要求に応じ改定されてきている。最初の国際規格であるISO/IEC 15504シリーズが見直され、ISO/IEC 33000(33K)規格類として再構築され、その内の幾つかが翻訳されJISとして制定されてきている状況を事例を通して紹介することとする。

プログラム

詳細はこちら

13:30-13:32 オープニング
  新谷 勝利(早稲田大学)
13:32-14:00 「規格の動向、世界の流れ」
  室谷 隆(TIS株式会社)
14:00-14:15 「VDA-QMCとWG10の関係」
  新谷 勝利(早稲田大学)
14:15-14:45 「日本におけるプロセスアセスメント活動」
  堀田 勝美(コンピータジャパン)
14:45-15:00 休憩
15:00-15:40 「事例2件」
-JAXA
  片平 真史(宇宙航空研究開発機構)
  -Automotive SPICE
  河野 文昭(日本SPICEネットワーク: NSPICE.NET)
15:40-16:15 「VSEにおけるプロセスおよびそのアセスメント環境」
  伏見 諭(合同会社ソフデラ)
  -VSEを取り巻く環境
  伏見 諭(合同会社ソフデラ)
  -プロジェクトは何故失敗が多いのか?
  松原 眞人(株式会社デジックデザイン)
16:15-16:58 「パネルディスカッション」
  北野 敏明(NSSLCサービス)
16:58-17:00 クロージング
  新谷 勝利(早稲田大学)

主催

一般社団法人情報処理学会
一般社団法人情報処理学会 情報規格調査会

後援

日本SPICEネットワーク
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

協賛

一般社団法人電気学会
一般社団法人照明学会
一般社団法人電子情報通信学会
一般社団法人情報サービス産業協会
一般財団法人日本規格協会
一般社団法人映像情報メディア学会
公益財団法人日本技術士会(予定)