抄録
O-009
動機付け要因の算出と成功体験の提示による健康促進システム
高垣雄大・竹本 笑・島川博光(立命館大)
食の欧米化や運動不足により生活習慣病患者が増えている。生活習慣病を予防するため、食生活や運動といった健康行動の改善を支援するシステムを提案する。本研究の対象は健康行動がとれていない人とする。普段の運動・食事のデータから計算された動機付け自己制御要因を用い、過去の似た成功者を見つけだす。その成功者が悪い状態から良い状態へ自分を変えた原因である気づき・解決の糸口を今回の対象者に提示する。普段の運動・食事のデータを活動量計や購入履歴を用いて取得する。過去の成功者の気づきや解決の糸口はインタビューによって取得する。刺激(イベント)の内容と行動から動機付け自己制御要因を計算する。