抄録
N-016
オープンデータの実施と公開データの判断基準の関係性
本田正美・梶川裕矢(東工大)
日本では、300を超える自治体において、オープンデータの取り組みがなされている。取り組みが広まる中で、各自治体でオープンデータとして公開されるデータの種類には相違がある。これは、各自治体でいずれのデータをオープンデータとして公開するのか判断が分かれたことによる。本研究は、自治体におけるオープンデータ着手の契機とオープンデータとして公開されるデータに関する判断のあり方について事例分析を行う。この事例分析により、オープンデータに着手する契機と公開するデータの判断には一定の関係性があることが示唆される。