抄録
M-023
uCity:都市情報の共有を目指すオープン・アーキテクチャ
河口大輝・濱田健夫・越塚 登(東大)
IoTの発展により、Connected CityやSmart Cityの取り組みがなされている。こうした取り組みの中で重要な事の一つは、都市の情報をオープンな環境で共有できることである。
本研究では、ネットワークに接続された都市要素のデータをわかりやすく共有するためのオープンプラットフォーム:uCityを提案する。uCityはOpen APIを提供し、都市の設備やデータの空間的な影響範囲や、時間的な広がりを持つ動的データを配信する。これにより、都市の情報取得や未来予測、設備の操作などのサービスを簡単に開発できるようになる。現在、uCityを大学キャンパスに適用したパイロットシステムuCampusの実現を目指している。