抄録
M-018
地下鉄における公衆無線LANサービスの自動検出に関する研究
銭谷英李・松田勝敬(東北工大)
東京オリンピックや観光客誘致などで,公共機関や企業による,公衆無線LANサービスが提供されている.また,それらを利用した,情報提供サービスなども実施されている.
これらのサービスの利用を促すには,公衆無線LANサービスがどの地域で利用可能であるかの情報も必要である.また,どこでこれらのサービスが利用できるかを把握することで,より有効な情報を提供することや,適切な利用可能な地域を設定することができる.
そこで,低コストに公衆無線LANサービスの利用可能エリアを自動的に検出し,可視化するシステムを開発した.今回は地下鉄の利用者への情報提供を想定し,実際に開発したシステムの有効性を検証した.