抄録
M-013
更新回数の制限による閲覧頻度低下を狙ったSNS依存の緩和
橋本修平・高田秀志(立命館大)
近年の著しいスマートフォンの普及に伴い,いわゆる「スマホ依存」が社会問題となっている.本研究ではスマホ依存要因の一つであるSNS依存に着目し,意味もなくSNSを利用してしまうというSNS依存の緩和を目的として,SNSにおける更新と閲覧を区別し,1日の更新回数に制限を設けることで,閲覧頻度が自ずと低下する,という仮説を立てる.本研究では, R-PDCAサイクルに基づいてSNS利用頻度の自己管理をユーザに意識することを促し,更新回数に制限を与えた場合と与えない場合での閲覧頻度への影響を比較する.これにより,SNS依存における更新回数の制限と閲覧頻度低下の関係性の有無を検証する.