抄録
M-005
車両の余剰電力供給による効率的なモバイルフロントホールシステムの提案
◎本田一暁・中山 悠（neko 9 Laboratories）・丸田一輝（千葉大）・安永遼真（neko 9 Laboratories）
爆発的増加を続けるモバイルトラヒックを収容する手段として、無線基地局のスモールセル化は有効である。従来のスモールセル基地局は昼夜におけるトラヒック分布が異なるエリアでは設備の利用効率を著しく欠いてしまう。そこで、自動車から電力供給を受けるスモールセル基地局の構成を提案する。駐車中の自動車がスモールセル基地局へ電力を供給し、基地局は電力供給を元に有効化される。本報告では、提案構成の有効性について評価を行った結果を報告する。
