抄録
L-014
位置情報を用いた自己消去プログラム
石川達大・小高知宏・黒岩丈介・白井治彦・諏訪いずみ(福井大)
現在の社会では、企業や団体などで情報漏洩を対策しても情報漏洩の数が減らないのが現状である。新しい攻撃やウイルスなどが生まれるため、完全に情報漏洩を防ぐことは出来ないと考えた。そこで、情報が外部に出た後にどのようにしたら情報漏洩を防止出来るかを考えた。本研究では、機密情報が外部に出た後に自己消去プログラムを実行し、機密情報自体を消去することによって情報漏洩を防止するシステムを開発した。
外部が出たかを判断する方法としてipアドレスとGPSを用いて判断する。ipアドレスを用いることによってネットワーク上で外部に出たかどうか判断し、GPSを用いることによって物理的に外部に出たかどうかを判断する。