抄録
J-014
片手で効率的に文字入力を行うためのソフトウェアキーボードの開発と評価
堤 昂平・蓬莱尚幸(茨城高専)
近年スマートフォンの普及率は7割をこえ、片手でスマートフォンを操作しながら別の作業をする機会があらわれてきていると考えられる。例えば、スマートフォンを操作しながらPCでの作業を行う場合、スマートフォンは片手でも容易に操作できるが、PCの操作を片手で行うと両手での操作よりも作業の効率が、大きく落ちてしまうという問題が考えられる。この問題を解決するために、キーボードよりも容易なPCへの文字入力手法の研究を行っている。スマートフォン等で多く用いられているフリック入力を改良し、ソフトウェアキーボードとして実装したものを開発した。また、開発したソフトウェアキーボードについて人間中心設計における評価方法を参考に評価実験を行う。