抄録
H-003
身体動揺を用いた人物対応付けにおける待ち姿勢の影響調査
山口優太・神谷卓也・吉村宏紀・西山正志・岩井儀雄(鳥取大)
本稿では,立ち止まっている人物から計測される身体動揺を用いた人物対応付けにおいて,姿勢変化が認識性能に与える影響を調査した.既存手法では,同じ姿勢を維持している人物から身体動揺を計測し人物対応付けが行っていた.問題点として,人物が立ち止まっている時,同じ姿勢を維持し続けるだけでは無い.場合として体の負担の軽減の為に腕や足の姿勢変化が発生する.本稿では,立ち止まっている人物の腕や足の姿勢変化が人物対応付けに与える影響を調査する為,独自に収集したデータセットを用いて人物対応付けの認識性能を評価した.