抄録
CO-004
非侵襲血糖測定器の開発及び精度調査
竹内 僚・長尾和彦・瀬尾敦生(弓削商船高専)
糖尿病患者の治療は,健常者と同程度の状態を保つことや,合併症を防ぐこと,合併症の悪化を防ぐことを目的として血糖管理を行う.しかし,現在の血糖自己測定器は,指先から血液サンプルを針で取り測定を行う必要がある.そのため,患者への負担や測定回数に制限があるなど,複数の問題が発生している.これらの問題を解決するためには,針を用いず継続的に血糖値を測定する必要がある.そこで本研究では、非侵襲血糖測定器の開発を目標としている.本論文では,MHC技術を用いた非侵襲血糖測定器の開発及び精度調査を行った.