抄録
CN-003
初等中等教育段階におけるプログラミング教育の充実に向けた民間人材の活用
五十嵐智生(東大)
本研究は、初等中等教育、特に小学校におけるプログラミング教育の義務化に向けて、民間人の情報システム人材によるプログラミング教育の支援を、情報処理学会認定技術者CITPの人材を利活用することで実現できないか検討をまとめたものである。小学校のプログラミング教育は、科目化されずプログラミング的思考を既存科目で実現する必要があるが、研究機関、民間企業、教育委員会などの小学校関係者の連携により、英語などで既に実現している外国人指導助手(ALT)制度などを参考にすることで、教育現場の負担を減らしプログラミング教育の実現が可能ではないかということを示した試案を含む検討のまとめである。