抄録
CK-002
次元圧縮を用いた小中学校英語学習の内発的・外発的動機の評価
富田直輝・大枝真一(木更津高専)・Benjamin Maynard(神田女学園中学高校)
 文部科学省の新学習指導要領によって,平成23年度より小学校5年生から英語学習が行われている.グローバル化する社会において英語能力のニーズは高まっているが,実際の小中学生の英語学習に対する関心は不明瞭である.そのため小学校・中学校の英語学習者の動機付けを評価するための可視化が必要になると考えられる.
 アンケート学習の先行研究においては因子分析や主成分分析等を用いて各項目を分析していた.本研究では次元圧縮の手法である主成分分析のみならず,t-SNEを用いた英語学習アンケートの分析を行うことによって英語学習者の可視化を行い,内発的動機,外発的動機について学年ごとに傾向を調べる.