抄録
CJ-002
WebRTC SFUに基づくウィンドウ画面共有システムの実装
岩田 知・大囿忠親・新谷虎松(名工大)
協調作業では複数のウィンドウ画面を他者と共有することで作業効率の円滑化が期待できる.既存のリモートデスクトップや配信者一人が一つの画面配信を前提とした画面共有システムは,複数のウィンドウ画面を共有する際には使用性の面で不敵である.本研究では,協調作業の効率化を目的として,複数のウィンドウ画面を共有することを前提としたシステムおよびインタフェースの開発を行った.システム面ではリアルタイムな画面配信および配信端末の負荷を考慮し,P2Pによるストリーム配信およびSelective Forwarding Unit(SFU)を導入した.また,インタフェース面では事前のグループ構成により共有開始手続きの円滑化を実現した.