抄録
C-015
産業用途向けリング型ネットワークの通信方式
君家一紀・田中宏平・佐藤利光・吉田 実・轟木伸俊(三菱電機)
産業用途を中心に、リング型トポロジーを用いたネットワークが普及している。リング型では、任意の2ノード間の通信経路が2種類存在することから、単一故障時においても通信を維持することができる。ゆえに、ロバスト性の高いネットワークを構築できる。しかしながら現在普及している手法では、専用のハードウェアが必要となり、導入コストや部品の長期供給性において問題があった。そこで本研究では、一般的なEthernetおよびIPを利用した、専用ハードウェアを必要としない手法を提案する。