抄録
C-011
Rustによる安全なハードウェア設計環境の検討
高野恵輔・小畑正貴(岡山理大)
ソフトウェア開発を行う場合、開発者の趣向や稼働時の状況など、用途に応じてプログラミング言語やフレームワークを選択し開発を行う事が出来る。対して、ハードウェア開発において開発に利用できる言語は限られている。FPGAを利用したアプリケーションを実装するにあたり、ソフトウェアと同様に用途や趣向に応じて開発言語や手法の選択が可能であれば、より開発の幅が広がると考えられる。本論文では、モダンな言語であるRustを用いたハードウェア設計ドメイン固有言語を提案する。初期評価として、入力および出力のソースコード行数を比較した。