抄録
B-014
データ研磨とNYSOLを用いた解釈性の高いデータマイニングへの道
宇野毅明(NII)
近年マイニングや学習の解の解釈性が大きな注目を浴びている。機械学習が進歩し、高精度顔認証はできるのだが、どこを見てどう判断してこの人がA氏だと認識したかは、巨大な数値データとしてしか理解できない。商品の購買情報での商品推薦でも、クリック率を2倍にはできても、推薦したい人のライフスタイルや嗜好の解釈を導くことは難しく、商品開発や店舗レイアウト、ブランド戦略に用いる材料は提供できてない。我々はデータ研磨というデータを明確にすることで意味解釈を容易にする技術を開発した。さらに巨大データ解析プラットフォームNYSOLを構築して既存マイニング手法とリンクしている。本発表ではこのコンセプトと技術、性能を紹介する。