抄録
B-013
OFF2Fプログラムのページ例外処理におけるCoW機能を考慮した評価
谷口秀夫(岡山大)
揮発性メモリと不揮発性メモリが混載した計算機環境において、仮想記憶の制御機構を踏まえ、不揮発性メモリの特徴を生かしてプログラムを実行できるために、新らたな実行ファイル形式(OFF2F:Object File Format consisting of 2 Files)を提案した。OFF2Fは、2つのファイルから構成される実行ファイル形式であり、読み込みのみで書き込みが発生しないテキスト部を別ファイルとした形式である。
ここでは、ページ例外時の処理時間について、CoW(Copy on Write)機能に伴う処理時間も考慮した評価結果を報告する。