抄録
O-022
多言語コミュニケーションツール構築支援サービスの開発
寺西瑞貴・稲葉利江子(津田塾大)
近年、訪日外国人観光客が増え、その観光目的も多様化している。そのため、レストランや観光名所だけではなく、美容院や病院などあらゆる場所での多言語対応が急速に求められている。しかし、多言語対応可能な人材を直ぐに配置することも難しい。さらに、多言語コミュニケーション支援ツールの利活用の現場も増えてきているが、コストの面からあらゆる業種での開発は難しいことが想定される。そこで、本研究では、開発知識を持たない事業者・関係者であっても、想定される会話の用例対訳のデータがあれば、簡単に日本人店員と外国人観光客がコミュニケーションを行えるWebツールを構築することができる支援サービスの開発を行った。本発表では、支援サービスの提案と開発について発表を行う。