抄録
O-015
パスワード保護付き添付ファイルにおけるウイルス検知方法の一検討
佐々木昌樹・横坂直克・明石貴靖(ナカヨ)
パスワード保護付き圧縮ファイルが添付されたメールにおいて、ユーザが受信する前にウイルスチェックすることが求められる。
先行技術として、パスワード保護付き圧縮ファイルを解凍するためのパスワードの入力をユーザに促し、ユーザがパスワードを入力する事でファイルを解凍しウイルスチェックする方法がある。
しかし、この方法では、その都度ユーザがパスワードを入力しなければならない為、煩雑である。
そこで、本研究ではユーザがファイルを解凍するためのパスワードを入力する必要がなく、ウイルスチェックが行えるメール転送技術について検討する。