抄録
J-002
振動子を用いた運転中の注意度を向上させる装置の開発
丸山大岳・山田光穂(東海大)
近年自動車のADAS(advanced driver assistance system)の発達により運転者は車の操作をコンピュータに任せることができるようになってきている。しかしその状態で運転を続けると人は漫然状態など注意が運転操作に向いていない状況におちいるが考えられる。そこで本研究では運転動作中の運転者に注意喚起をし、注意度を上げるために自動車用のシートに携帯端末などに使用されている小型の振動子を組み込み、マイコンを使い制御を行い任意のタイミングで振動子を動作させて運転者に注意を喚起することができる実験用振動提示装置を開発した。