抄録
H-006
食事画像認識による食の情報共有・可視化支援システムの提案
大井 翔・堂土 奨・佐野睦夫(大阪工大)
食事は日常生活を送るうえで重要な生活行動である.近年ではアプリケーションツールとして,Food Logや食事管理のサービスがある.
本研究では,食事における思い出などの情報を共有・可視化するシステムの提案をする.具体的な処理として2種類のフェーズからなる.
初めのフェーズは,スマートフォンなどのカメラ機能を用いて撮影された画像から自動で食事画像を認識することである.
食事画像の認識として,一般物体認識手法などを用いて精度の高い食事画像認識を目指す.
次のフェーズでは,食における思い出などの情報を言語化し可視化することで,食の情報を共有するシステムを提案する.
具体的には,TwitterやCook PadなどのWeb情報を用いることで,食における思い出などの情報を言語として扱い学習することで,
食における様々な情報を共有し,可視化するシステムの提案を行う.