抄録
CO-008
クラスタリング法を用いた視野画像からの色彩空間特徴量の抽出と空間印象の評価
西川明里・小野景子(龍谷大)・三木光範(同志社大)
フルカラーLED照明器具の発展に伴いオフィス空間の色彩制御が可能となりつつある今,執務者が選好する色彩の推定は知的生産性と快適性向上の観点から重要な研究課題である.オフィス空間において執務者が選好する色彩を推定するためには,オフィス空間のどの位置に,どんな色が,どの程度,存在するかを分析する必要がある.本研究では.それらの特徴量を抽出することを目指し,視野画像から, CIE LUV表色系とk-means法やx-means法などのクラスタリング法を用いてそれらの特徴量を推定する手法を提案する. また,それら特徴量とオフィス空間が執務者に与える印象の関係を分析する.