抄録
B-004
スーパーコンピュータとクラウドシステムの連携による高性能計算環境の提案
後藤佑介(岡山大)・岩下武史(北大)
スーパーコンピュータによるバッチ処理は,大規模データを効率的に処理できる一方で,処理終了まで結果を確認できないため,データ量が増加すると処理時間は長大化する.一方で,クラウドシステムによるリアルタイム処理は途中の処理状況を確認できる一方で,処理ごとに入出力内容の確認が必要であるため,処理するデータ数が増加すると処理時間は長大化する.本研究では,大規模データの処理時間を短縮するため,スーパーコンピュータとクラウドシステムが連携可能な高性能計算環境を提案する.