会誌「情報処理」Vol.66 No.5(May 2025)「デジタルプラクティスコーナー」

トランザクションデジタルプラクティス Vol.5 No.2 (Apr. 2024) に掲載された論文著者の武内一晃氏,山崎洋一氏,吉藤健太朗氏が第72回電気科学技術奨励賞を受賞されました

トランザクションデジタルプラクティス編集委員長 
宮下健輔 

去る2024年11月22日,東京・学士会館にて第72回電気科学技術奨励賞(旧オーム技術賞)の受賞式が開かれ,武内一晃⽒((株)ジザイエ),山崎洋一⽒(神奈川工科大学),吉藤健太朗⽒((株)オリィ研究所)の三氏が「分身ロボット『OriHime』を用いた外出困難者の遠隔接客に関する実証実験」のテーマで表彰されました.電気科学技術奨励賞は,日本の技術立国を担う特に電気科学技術の研究者・技術者への啓発を期待しその功労者に贈られるもので,1952年に創設された大変権威のある賞です.

三氏は,トランザクションデジタルプラクティスVol.5 No.2(2024年4月)に掲載された同名論文の執筆者であり,この論文はこのたび電気科学技術奨励賞を受賞されたテーマを深く知るための絶好の資料となっております.論文では,人とロボットが共存し協調して働く社会の新たな可能性について,実証実験を通じて得られた貴重なプラクティスが論じられています.

武内一晃⽒,山崎洋一⽒,吉藤健太朗⽒の三氏にお慶び申し上げるとともに,今後ますますのご活躍を期待いたします.

左から武内一晃氏,山崎洋一氏 写真提供:(公財)電気科学技術奨励会
左から武内一晃氏,山崎洋一氏
写真提供:(公財)電気科学技術奨励会

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