最終更新日:2009年8月24日 |
第193回自然言語処理研究発表会 |
★重要なお知らせ★標記の研究発表会はペーパレスで行います. 本会は,論文誌(ジャーナル・トランザクション)について,平成20年度(平成20年4月)から紙媒体での出版を廃止し,オンライン出版とすることといたしました.さらに平成21年度(2009年度)には研究会刊行物(研究報告)も全面オンライン化し,平成22年度(2010年度)の本会創立50周年までには,論文誌と研究会刊行物の全てを購読可能とする「総合デジタルライブラリ」制度の導入を予定しています. 平成21年度のオンライン化についての詳細は こちら をご覧ください. NL研究会にご登録されている方研究発表会の【一週間前】にBookParkで当研究発表会の資料を公開します. ○本会電子図書館(BookPark)上の ユーザ登録(無料)が必要です. NL研究会にご登録のない方当日研究会にUSBメモリの読めるPCをご持参ください. 尚,当研究会にご登録いただくことで当研究会の資料のバックナンバーも含めてすべてBookParkでご購読いただけます.是非この機会に登録をご検討ください. プ ロ グ ラ ム◎ 日時: 2009年9月28日(月) 13:30〜17:30 29日(火) 13:30〜17:30 ◎ 会場: 京都大学 吉田キャンパス 工学部3号館北棟2F N2講義室 京都府京都市左京区吉田本町 [交通手段] 京都駅から 市バス 206系統 「東山通 北大路バスターミナル」行 京大正門前 又は 百万遍 約35分 もしくは 17系統 「河原町通 錦林車庫」行 京大農学部前 又は 百万遍 約35分 http://www.i.kyoto-u.ac.jp/introduction/access.html [連絡先] 柴田 知秀(京大) shibata AT i.kyoto-u.ac.jp ◎ ホームページ http://nl-ipsj.r.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/ ◎ 照会先: *研究会に関する問い合わせ先: 自然言語処理研究会幹事 二宮 崇(東京大学) ninomi AT r.dl.itc.u-tokyo.ac.jp *会場に関する問い合わせ先: 柴田 知秀(京大) shibata AT i.kyoto-u.ac.jp ◎ プログラム(発表件数14件) 9月28日(月) [13:30〜15:00] ●応用・システム [3件] [15:15〜16:15] ●コーパス [2件] [16:30〜17:30] ●学習 [2件] 9月29日(火) [13:30〜15:00] ●対話・談話・文脈 [3件] [15:15〜16:15] ●構文構造・文法 [2件] [16:30〜17:30] ●単語・複合語 [2件] ◎ ペーパーレス [自然言語処理研究会にご登録されている方] 研究会発表の研究報告が研究会当日1週間前よりBookParkで閲覧できます。事前 に研究報告PDFをご自分のPCにダウンロードし研究会にご持参ください。あるい は印刷してご持参ください。 ■本会電子図書館 ※ご利用にはBookPark上でユーザ登録(無料)が必要です. http://www.bookpark.ne.jp/ipsj/ 研究会 自然言語処理(NL)をチェックしてください. 登録まで最大3日かかりますのでご留意ください. 研究会当日に無線LANを利用してダウンロードすることも出来ますが(少し設定 が必要です),なるべく事前にダウンロードしてご持参ください。 [自然言語処理研究会にご登録のない方] 当日研究会にUSBメモリの読めるPCをご持参ください.研究会会場にて,USBメ モリからコピーすることで研究報告PDFを閲覧することができます.当日無線 LANを利用してダウンロードすることも出来ます(少し設定が必要です)。 ============================================================ 9月28日(月) ●応用・システム [13:30〜15:00,3件] 1. 質問応答システムにおける類似回答の統合 ○山内亮子,福本淳一(立命館大) 質問応答システムで出力される類似回答を構文に基づき文節を合成するこ とにより1つの回答にする手法について述べる。 2. Specification Maker for Design Standard(SIMDES) ○大橋 正(富士通株式会社) 電子機器等の設計基準,設計標準又は設計規格を作成する場合に必要な専 門用語がその被設計分野に応じた最適な単語を使用頻度の高い順位に規格 設計者へ提供することのできるグローバル言語作成システムについての研 究を報告する。 3. Web文書中の単語クリックログの解析から未知単語を予測する語義注釈システム ○江原 遥,二宮 崇,中川裕志(東大) Web文書中の単語のクリックログを解析し,利用者が知らない単語を利用者 ごとに予測して,語義の注釈をつけるシステムを提案する. ●コーパス [15:15〜16:15,2件] 4. 中国語インターネット用語コーパスの構築及び分析について ○丁 育華,任 福継(徳島大) 若者言葉,インターネット用語が盛んに使われている。本稿ではそのコー パスの構築と分析手法を述べる。 5. 日本語文章の事象に対する判断情報アノテーション ○江口 萌,松吉 俊,佐尾ちとせ,乾健太郎,松本裕治(奈良先端大) 判断主体や真偽・価値判断に関する情報を表現する7つ組タグを設計し, それに基づくコーパスを構築した。 ●学習 [16:30〜17:30,2件] 6. 格要素間の依存関係を考慮した選択選好モデル ○谷塚太一,飯田 龍,徳永 健伸(東工大) ベクトル空間モデルで句の意味を表現する枠組みを用い,2つの格要素の依 存関係を考慮した選択選好モデルを提案する. 7. Latent Dirichlet Allocationにおける決定論的オンラインベイズ学習 ○佐藤一誠,中川裕志(東大) 膨大なテキストデータから高速にLatent Dirichlet Allocationを学習する ことを目的として,変分ベイズ法を基にしたオンライン学習を行う. ============================================================ 9月29日(火) ●対話・談話・文脈 [13:30〜15:00,3件] 8. 文脈の一致判定における頻度と種類数の比較 ○増山篤志,梅村恭司,阿部洋丈,岡部正幸(豊橋技科大) 関連する語であるかを判定する目的で,語の文脈の一致判定をした. そこ では,頻度よりも種類数のほうが良好な結果を得た. 9. 談話の顕現性を考慮した重要語抽出とその応用 ○飯田 龍,徳永 健伸(東工大) NAISTテキストコーパスに付与されたゼロ照応の関係を利用して顕現性の高 い語を抽出する手法とそれを用いた重要文抽出の結果について報告する. 10. 聞き役対話システムの構築を目的とした聞き役対話の分析 ○目黒 豊美,東中 竜一郎,堂坂 浩二,南 泰浩,磯崎 秀樹(NTTコミュニケーション科学基礎研究所) ユーザの話を聞く「聞き役対話システム」の構築を目的とした対話データ 収集とその分析結果を報告する. ●構文構造・文法 [15:15〜16:15,2件] 11. 自然言語のモジュラー構文構造について ○安原 宏(セマンティック・コンピューティング研究開発機構ISeC) 自然言語処理の種々の応用に適した構文構造を与えるモジュラー表現を提 案し,その実装状況を報告する。 12. 深い構文解析のための高被覆な中国語HPSG文法開発 ○岩澤俊弥,Xiangli Wang,Kun Yu,松崎拓也,宮尾祐介,辻井潤一(東大) 基本的な文法現象を高被覆する中国語HPSG文法の設計と,作成した文法に よるPenn Chinese Treebankの例文の被覆率について報告する。 ●単語・複合語 [16:30〜17:30,2件] 13. 候補の接続関係を考慮した複合語用語抽出 ○小山照夫(NII),竹内孔一(岡山大) 複合語用語候補の前後接続関係に注目することにより,精度を落とすこと なくより多数の候補を抽出する方法を提案する。 14. 3種類の辞書による自動単語分割の精度向上 ○森 信介(京大),小田裕樹 自動単語分割の課題において,単語,複合語(内部の単語境界情報がない単 語列),単語列の3種類の辞書による精度向上について報告する。 |