プログラミング・シンポジウムは通常のシンポジウムとは異なり,自由な雰囲気の中で,計算機の無限の可能性を開拓していく「夢のシンポジウム」を目指したものです.1960年に第1回目が開催されて以来,これまでに将来を展望したプログラミング技術などに関して,毎年活発な討論が行われ,その中から数多くの斬新なアイディアが生まれてきました.
今回は,週末を含む2015年1月9日(金)~11日(日)の3日間,ラフォーレ伊東にて開催いたします.ご発表およびご参加のほど,よろしくお願いします. 昨年に引き続き,学生による発表を奨励することを目的に,論文に対する"コメントフィードバック" を実施します.学生の皆様からの積極的な申込も,お待ちしています.コメントフィードバックの詳細については 4.を参照してください.
また,第56回の招待講演では,国立情報学研究所の山本先生,宇都宮先生をお招きし,量子コンピュータの原理および実装と脳型情報処理への拡張・ソフトウエアについてご講演いただく予定です.
学術論文発表の場であると同時に,多方面の人々の共通の討論の場であり,意見交換の場であると考えています.研究としては未完成であっても将来に影響を与えるような話題を歓迎します.例えば,次のようなテーマでの発表を募集します(これらに限るものではありません).
- プログラムの処理の仕方、考え方の提案
例:
- 新しい考え方に基づくプログラミング手法やプログラム言語
- 唯一無二のプログラミング手法
- プログラミング言語の設計と実装および応用
例:
- 新しいコンピューティングやプログラミング
- プログラム処理の高速化や低消費電力化などの最適化技法
- プログラミングフレームワークの設計と実装および応用
例:
- 社会で広く使われている/使われるためのプログラミング技法
- プログラミングの応用
例:
- 企業におけるプログラミング
- 世界に打って出られるプログラミング
- 異分野でのプログラムの活用
- プログラミングの教育
例:
- プログラミングの楽しさ、面白さを伝える方法
加えて,ポスター発表およびデモンストレーションなどの場所を用意し,夕食後にも,自由討論の場を用意します.
日時 2015年1月9日(金) 13:00 ~ 11日(日) 12:00 会場 ラフォーレ伊東(〒414-0004 静岡県伊東市猪戸2-3-1)
- 一般講演・ポスタ発表申込受付
- 2014年9月1日(月)~10月10日(金)
- コメントフィードバックを希望する論文の提出締切 (詳しくは4.を参照)
- 2014年11月10日(月)
- すべての論文(コメントフィードバックに基づいて修正を行った論文を含む)の提出締切
- 2014年12月 1日(月)
- 一般講演,ポスタ発表のいずれも受付期間内に題目と1000文字程度の概要を発表申込Webページからお申し込みください.締めきりました
- 申込区分の違いについては,こちらを参照してください.
- 概要により幹事会において採録検討を行い,採録の可否を決定します.
- 採否通知は10月15日を予定しています.
- 一般講演の場合は 12月 1日 までに6~12ページの論文を提出してください.
- ポスタ発表の場合は 12月 1日 までに2ページ程度の論文を提出してください.
- 発表申込受付後のタイトル・著者名の変更は御遠慮ください.
- 論文の提出はPDF形式でお願いします.
- 予稿集に掲載される論文はWebでの公開を予定しております.
- 論文提出の際に著作権譲渡の手続きをお願いします.
- その他論文執筆に関する詳細は採否と同様に10月中旬頃にお知らせいたします.
プログラミング・シンポジウムでの議論をよりよいものにしていただくため,また,研究の将来的な大きな発展を応援するための仕組みが,論文に対する"コメントフィードバック"です.この仕組みでは,締切より約3週間早い11月10日までに提出していただいた論文に,1週間程度を目安として,論文をより良くするためのコメントをお返しします.締切までの残り2週間を使って,コメントをもとに論文をより良く修正していただけます.
- 査読ではありません.あくまで,論文をよくしていただくためのコメントです.
- コメントフィードバックは第一著者が学生の論文のみを対象させていただきます.
- 希望される場合には,申込時にチェックをいれてださい.
特に優秀であると認められた発表に対して山内奨励賞が与えられます.
情報処理学会 事業部門
E-mail:prosym56@ipsj.or.jp (@は全角で記述してありますので,メールを送る場合には全角@を半角に直してからお送りください)