情報処理学会 規格調査会

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2016年11月18日 参加申込を延長いたしました。
2016年10月3日 Webサイト公開・参加申込受付開始いたしました。

開催概要

本セミナーシリーズの第1回が開催された一昨年は4K TV試験放送が開始された年でした。セミナー開催3回目となる本年の8月には、8K TV試験放送が始まり、リオ五輪の8K国際伝送も行われました。映像の広帯域化・高画質化は目覚ましいトレンドとなっており、インターネットにおいても映像・音声のモバイル視聴や取得・共有が爆発的に広まっています。このように音声・画像・マルチメディア情報は、流通量と重要性が爆発的に拡大中で、その効率的な圧縮符号化・配信技術の必要性が高まっています。
JPEG・MPEGをワーキンググループに擁するISO/IEC JTC 1のサブコミッティSC 29は、音声・画像・マルチメディア情報符号化をスコープとし、過去に画像符号化技術JPEG・JPEG2000、映像符号化技術MPEG-2・MPEG-4 AVC・次世代映像符号化技術HEVC、メディア伝送技術MMT、ストリーミング技術MPEG-DASH、音声符号化技術MP3・AAC・ALS、高ビット深度・3D・スケーラブル拡張や画像・映像探索などを標準化し、産業界に多大な貢献を成し遂げました。JPEG/MPEGの標準化や開発は2009年および本年春の紫綬褒章業績の一つともなっています。SC 29は現在ライトフィールドや360°ビデオ、ホログラフィの符号化や、さらなる高圧縮を目指した標準化作業を進めています。日本はSC 29の国際幹事国としてこれらの活動全体に広く深く貢献をしているところです。
今回のセミナーでは、実際に標準化に携わっている研究者から、年3-4回行われている標準化国際会合、特に10月JPEG・MPEG成都(中国)会合の最新情報を反映した技術解説をいただきます。加えて、上記紫綬褒章受章者も含むJPEG・MPEG関連製品開発に携わっている研究者より開発成功事例を解説をいただきます。
様々な層の参加者にSC 29規格技術の根底をより深く横断的にご理解いただける大変貴重な機会であり、講演のほかに、聴講者と講師陣との交流(定員あり)の場も設け気軽に質問や意見交換が可能な場として活用いただく予定です。

開催日時/場所

■名称
画像・音声符号化伝送技術
~標準化動向最前線および開発事例~

■開催日時
2016年11月25日(金)13:20~18:25

■開催会場
機械振興会館6階66会議室[〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8]

■当日来場受付
受付開始:13:00~
受付場所:機械振興会館6階66会議室前

協賛

IEEE東京支部
一般社団法人 電子情報通信学会
一般社団法人 映像情報メディア学会