特集論文募集

59号「well-beingなネットワーク環境構築のためのインターネットと運用技術」論文募集

論文誌デジタルプラクティス編集委員会

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックにより、我々の生活は大きく変化した。企業活動や教育活動においては、テレワークやオンライン授業の導入が急速に進んだ。対面やオンラインだけではなく、両者を組み合わせたハイブリッドといった異なる活動形態が、感染状況に応じて柔軟に選択されるようになった。これは、これまでの対面によって制限されていた我々の活動の幅を広げたといえる。この流れは、COVID-19が収束後も止まらないだろう。

一方で、オンラインやハイブリッドを支えるネットワーク運用管理技術も複雑化する上に、より高品質な運用が求められている。それに伴い、運用者や管理者、利用者の物理的もしくは心理的な負担も増加している。

本特集号では、COVID-19 が世界的に収束することを願いつつ、運用者や管理者、利用者すべての人をwell-being にするネットワーク運用管理技術に焦点を当てる。運用者や管理者、利用者すべてが「身体だけではなく、精神面・社会面も含めた健康」を意味するwell-being な状態を志向した、これからの情報通信基盤の構築および活用に向けた最新の研究、開発、実験、運用等に関するプラクティス論文を募集する。

また理論中心ではなく実践の中で問題解決を図っており、ほかの環境においても有益であると考えられる論文を積極的に評価する。以上により、情報システムの運用技術におけるさまざまな実践的な知見・事例を共有することによって、well-being なネットワーク運用管理技術の発展に寄与することを目指す。具体的には以下のようなトピックを対象とするが、必ずしもこれらに限定するものではない。

  • テレワーク・オンライン授業などを支える技術
  • システム運用管理のための技術
  • システム運用管理における人材教育
  • その他、システムの運用管理に関する話題

投稿要領

(1) 論文の執筆要領
論文執筆にあたっては、 「論文誌デジタルプラクティス」原稿執筆案内をご一読のうえ、 「論文誌デジタルプラクティス」原稿テンプレートによりご投稿ください。提出の際は、投稿者チェックリストをチェックし、原稿と合わせて提出ください。原稿は電子メールでデジタルプラクティス担当(tdp@ipsj.or.jp)宛てにSubjectに特集名を記載して送信してください。

(2) 投稿締切: 11月20日(月) 9:00 ※募集は終了しました

(3) 掲載特集号:2024年7月号 (Vol.5 No.3)

(4) 特集号編集委員会:

編集委員長:大谷 誠(佐賀大学)

副編集委員長:吉浦紀晃(埼玉大学)

コーディネーター:坂下 秀(アクタスソフトウェア)

編集委員:
今泉貴史(千葉大学)、大森幹之(鳥取大学)、柏崎礼生(近畿大学)、北口善明(東京工業大学)、佐藤 聡(筑波大学)、
敷田幹文(高知工科大学)、土屋英亮(電気通信大学)、中山貴夫(京都女子大学)、中村 豊(九州工業大学)、
萩原威志(新潟大学)、鳩野逸生(神戸大学)、福田 豊(九州工業大学)、松本亮介(さくらインターネット)、
三島和宏(大阪教育大学)、宮下健輔(京都女子大学)、山井成良(東京農工大学)、池部 実(大分大学)
(論文募集公開時点(2023年7月))