来たる2010年,情報処理学会は創立50周年を迎えます.50周年記念事業の一環として,会誌「情報処理」では2010年5月号を記念特集号とし,その企画の1つとして,情報処理技術の未来を予想する「Letters to the Future IPSJ Readers」(未来の「情報処理」読者へのLetter)を査読付き1ページ論文(One Page Letter)として公募します.採録となった論文を,特集「情報処理技術の未来地図」にて1ページ論文として掲載するとともに,応募論文をもとにPrefaceとして「情報処理技術の未来地図」を作成し,次の50周年へのメッセージとしてまとめます.
つきましては下記の要領で論文原稿(One Page Letter)を募集します.奮ってご応募ください.原稿は「情報処理技術の未来地図」編集委員会および会誌編集委員会において,査読基準にしたがって査読の上,採否を決定させていただきます.なお,特に優れた原稿の採録者には,50周年記念特集号(2010年5月号)以降の会誌において,ご投稿いただいたテーマを掘り下げた解説記事(6ページ程度)のご執筆を依頼する場合があります.
a. | 情報処理の要素技術 | |
ハードウェア,ソフトウェア,ネットワーキング,OS,データベース,プログラミング,アルゴリズム,自然言語処理,画像処理,CAD,知識管理,その他 | ||
b. | 今後のものづくり産業と企業経営 | |
b-1. | 企業情報システム,基幹業務システム,その他 | |
b-2. | ものづくりと開発支援 | |
組込みシステム,開発プロセス,生産管理,支援ツール,テスト・検証,プロジェクトマネジメント,ドキュメント管理,その他 | ||
b-3. | 新しい産業の可能性 | |
サービスサイエンス,新事業創造,エンタテインメント,ケータイ,ゲーム,車載,バイオ,ロボット,その他 | ||
c. | 地域・社会・生活 | |
行政・自治体,医療,福祉,教育,地域活性化,地域コミュニティ,SNS,ブログ,ユビキタス,セキュリティ,インターネット,その他 | ||
d. | 環境・宇宙・資源 | |
Green of/by IT,宇宙事業,エネルギー,災害対策,その他 | ||
e. | 人材育成・教育 | |
情報処理教育,産学連携,知識継承,その他 | ||
f. | その他 | |
コンピュータ将棋,音楽情報処理,法律・知財権,その他 |
執筆者は原則として本会会員に限ります(共同執筆の場合,本会会員が1名以上含まれていることとします).ご投稿いただく記事は,日本語または英語での記載とし,1記事につき刷上り1ページ(タイトル,図表込みで約3000字)とします.原稿は,以下からダウンロードしたスタイルフォーマット(MS-Word版)を参考に記載してください.
記事は,上記募集分野の1つ以上にフォーカスし,以下の内容で構成されるものとします.
なお,今回は通常本会の論文誌では採択されにくい,新規データに基づく未来予測,新規情報システムの構想案なども歓迎し,査読においては,提案内容の創造性,妥当性,納得性,有用性を重視することとします.なお,募集分野ごとの採録件数に偏りが生じないように,採録件数を調整することがあります.
原稿は電子メールにて以下のアドレスまで投稿してください
原稿はPDFファイルに変換したものを送付してください(採録の際にテキストファイルを送付いただきます).投稿の際には,原稿ファイルの添付とともに,以下の情報をメール本文中に明記してください.原稿には,著者名,謝辞は記載しないようにご注意願います.
- 記事に最も関連する分野(1つ) | 例:a. データベース | |
- 現状関連する分野(複数可) | 例:b-1. 企業情報システム,b-1. 基幹情報システム | |
- 今後関連が強まる分野(複数可) | 例:c. 地域活性化,c. ユビキタス |
投稿された原稿に関して,受信確認メールを差し上げます.もし,確認メールが投稿締切以降も来ない場合,下記問合せ先までその旨をご連絡ください.
応募締切:2009年10月31日(土)
採否通知:2009年11月30日(月)
最終原稿提出:2009年12月14日(月)
特集では,採録原稿および会誌編集委員会からの依頼原稿,ならびに,これらの原稿に基づき今後の情報処理技術をロードマップ形式でまとめた記事を掲載します.採録原稿,依頼原稿に対しては,本会規定の謝礼をお支払いします.また,ご希望の執筆者には別刷を発行します(有料). なお,原稿に関する著作権および個人情報の扱いに関しては,本会機関誌原稿執筆に準ずるものとします.
委員長: | 松原 仁(はこだて未来大) |
委 員: | 位野木万里(東芝ソリューション),白木善尚(東邦大), |
中川晋一(情報通信研究機構),間瀬久雄(日立製作所),会誌編集委員 |