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情報処理学会 事業部門
Tel.03-3518-8373

情報処理学会ではITプロフェッショナル(実務家)のためのシンポジウムとして、2004年度から毎年度「ソフトウエアジャパン」を開催し、多数の企業・大学等からのご支援を頂いております。
IT関連業界において現場で活躍されている産業界の方々を中心に、学界・官公庁関係の方々、次世代を担う若手の技術者・研究者の方々等、多くの方々がともに問題意識を共有し議論、交流を深められる場として、またIT産業の今後を皆様と考える機会といたしまして、今年度も「ソフトウエアジャパン2011」を開催いたします。

ソフトウエアジャパンアワード

ソフトウエアジャパンでは、日本発の世界に誇るジャパンソフトウェアの研究者、開発者、技術者を表彰しております。

過去の受賞者

ITフォーラムセッション 「先端IT活用推進コンソーシアム」 [会場:2F 蓬莱]

コンテキストがオープン・ガバメントを具現化する -防災情報の個人化に関する研究事例- 
【セッション概要】 先端IT活用推進コンソーシアム(AITC)は、2010年9月にXMLコンソーシアムの後継団体として設立されました。AITCでは、活動対象の一つとしてコンテキスト・コンピューティング(CC)を取り上げ、公共機関が提供するデータを個人のコンテキストとリンクさせることで、「個々へのサービス」にならないかという観点から「オープン・ガバメント」のあり方を研究しています。今回は、実証過程の1事例として、XMLコンソーシアム時代に技術協力し策定した「気象庁防災情報XML」を取り上げ、気象庁様にもご協力いただき進めている研究の一端を紹介いたします。気象庁様が発表する防災情報は、公共に配布される情報でありながら、住民一人一人の命を守るための個別行動を計画できるものであるべきです。コンテキストとリンクさせることで、防災情報が我が事と思える情報になるか、また、コンテキスト・コンピューティング(CC)は未来の知識社会にどう関わるのか、最新の考察もご紹介いたします。
 
プログラム
司会:田原 春美 (先端IT活用推進コンソーシアム 副会長(ドリームIT21))
【略歴】日本アイ・ビー・エムにてVMのシステム・エンジニアやOS/2推進に従事、その後、IBMが全世界で展開するEmerging Technology推進プログラムjStart(Jump Start)に日本代表として参加、Java、XML、Webサービス等の先進的利活用を牽引した。 OS/2、Java、EJBコンポーネント、XMLの4コンソーシアムに続き、2010年9月、「先端IT活用推進コンソーシアム」を立ち上げた。特に、Java以降はオープンな先進技術を業界横断で普及推進することに注力し、現在はドリームIT 21代表として、ライフワークである企業の枠を超えた活動の場作りに取り組んでいる。

13:30-15:30 講師5名による講演
コンテキストがオープン・ガバメントを具現化する ~防災情報の個人化に関する研究事例~
和泉 憲明 (先端IT活用推進コンソーシアム CC研究部会サブリーダ / 産業技術総合研究所)
【略歴】1994年大阪府立大学大学院工学研究科博士前期課程修了。知識基盤の研究に従事。特に、大規模情報システムの開発プロジェクトにおける知識の獲得や運用をフィールドワークとして、知識経営やサービスサイエンスなどの観点から、コンテンツや知識の社会的循環モデルの研究に取り組んでいる。静岡大学情報学部、(独)産業技術総合研究所・サイバーアシスト研究センター、情報技術研究部門、サービス工学研究センターを経て、2009年より(独)産業技術総合研究所 社会知能技術研究ラボ・主任研究員。大阪府立大学文書解析・知識科学研究所研究員(2008~)。博士(工学)(慶應義塾大学)。
小林 茂 (先端IT活用推進コンソーシアム CC研究部会メンバー / 日本ユニシス)
【略歴】日本ユニシス株式会社 総合技術研究所 先端技術部。メインフレーム系の日本語処理,文書関連の業務を通し、XMLなどの技術に触れ、XML やWeb サービス、SOAに関するITコンサルなどを経験。現在は、次世代の利用者環境に必要な基盤技術の研究開発に従事。Web 技術、セマンティックWeb 技術などの応用に関心をもつ。技術士(情報工学部門)、情報処理学会会員。
田原 春美 (先端IT活用推進コンソーシアム 副会長 / ドリームIT21)
【略歴】日本アイ・ビー・エムにてVMのシステム・エンジニアやOS/2推進に従事、その後、IBMが全世界で展開するEmerging Technology推進プログラムjStart(Jump Start)に日本代表として参加、Java、XML、Webサービス等の先進的利活用を牽引した。 OS/2、Java、EJBコンポーネント、XMLの4コンソーシアムに続き、2010年9月、「先端IT活用推進コンソーシアム」を立ち上げた。特に、Java以降はオープンな先進技術を業界横断で普及推進することに注力し、現在はドリームIT 21代表として、ライフワークである企業の枠を超えた活動の場作りに取り組んでいる。
牧野 友紀 (先端IT活用推進コンソーシアム CC研究部会リーダ / 日本ユニシス)
【略歴】日本ユニシス株式会社 総合技術研究所 先端技術部。アプリケーションのメッセージ通信基盤の製品開発、XML、Webサービスの実用化を推進。現在、使う人や扱うデータに応じて自律的に適応する次世代情報システムの研究に従事する。先端IT活用推進コンソーシアム理事、情報処理学会会員。
湯本 正典 (先端IT活用推進コンソーシアム CC研究部会サブリーダ / 日立ソリューションズ)
【略歴】株式会社日立ソリューションズ 事業開発部所属。2000年、株式会社日立システムアンドサービス入社。金融系SIにてオブジェクト指向設計を担当。その後、ファンクションポイント法を中心とした見積技法、ソフトウェアのロバスト設計、データ分析手法の実装の研究に従事。現在は、セマンティック技術を応用した"気が利く"システムの実現を目指している。博士(理学)。情報処理学会会員。セマンティックWeb委員会委員。先端IT活用推進コンソーシアム・コンテキストコンピューティング研究部会サブリーダ。
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