オンライン研究発表会について
標記の研究発表会はペーパレスで行います。 皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
平成21年度のオンライン化についての詳細は こちら をご覧ください。
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研究発表会の一週間前の11月23日(月)に当日閲覧用サイト(登録会員用)を公開、24日(火)にBookParkを公開とします。
これに伴い公知日は11月23日(月)となりますのでご注意ください。
当日は資料をプリントアウトしてご持参いただくか、ご自身のPCにダウンロードの上PCをご持参ください。
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当日受付で当研究発表会の資料閲覧用のアカウン情報(URL, ID, PW)をお渡しいたします。
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プログラム
日 程 : 2009年11月30日(月)〜2009年12月1日(火)
会 場 : 北海道大学学術交流会館 第1会議室
http://www.hokudai.ac.jp/bureau/map/map4.htm
後 援 : 北海道大学情報基盤センター
議 題 : ※プログラムが変更になりました(2009.11.5)
11月30日(月)
○受付開始[13:30〜]
●オープニング[14:00〜14:05]
●マルチコアとハイブリッド並列[14:05-15:50] 座長:朴 泰祐(筑波大)
(1) 機能メモリとCOTSのPCI express接続によるヘテロ環境向け ボリュームレンダリングの設計
○芳野裕子(奈良女子大), 田邊 昇(東芝), 小川裕佳, 高田雅美, 城 和貴(奈良女子大)
(2) Cray XT5におけるHybrid並列数値流体アプリケーションの性能評価
○西條晶彦,松澤照男(北陸先端大)
(3) ホモジニアス・ヘテロジニアスマルチコアによるDEM生成の高速化と評価
○岩田健司, 中村良介, 田中良夫(産総研),
増田知記, 町田亮介(産総研/(株)フィックスターズ),
小島 功, 関口智嗣(産総研)
(4) PowerXCell 8iのローカルストレージLSを利用した理研ベンチマークの高速化とその性能評価 発表取り消し
○太田 理, 松澤照男(北陸先端大)
●ネットワークとシステムソフト[16:05-17:50] 座長:森 敦司(富士通)
(4) マルチコアPCクラスタ向けAlltoallアルゴリズムの提案と評価
○成瀬 彰, 中島耕太, 住元真司, 久門耕一(富士通研)
(5) ネットワーク転送時におけるノード消費電力削減
○児玉祐悦, 高野了成, 岡崎史裕,工藤知宏,伊藤 智(産総研)
(6) スーパーコンピュータTSUBAME上でのMapReduceの実現
○佐藤 仁, 小西史一(東工大), 山本泰智, 高木利久(DBCLS), 松岡 聡(東工大,NII)
○懇親会
12月1日(火)
●疎行列計算[9:45-10:20] 座長:棟朝雅晴(北大)
(7) 複数アーキテクチャ上での疎行列ベクトル積の性能最適化手法
○西田 晃(九大)
(9) 機能メモリとGPUのPCI express接続によるヘテロ環境における超大規模疎行列ベクトル積の性能予測 発表取り消し
○小川裕佳(奈良女子大), 田邊 昇(東芝), 芳野裕子, 高田雅美, 城 和貴(奈良女子大)
●GPUシステム[10:20-11:30] 座長:鳥居 淳(NEC)
(8)GPU向け耐メモリエラーソフトウェアフレームワーク
○丸山直也, 額田 彰, 松岡 聡(東工大)
(9)GPU向けソフトウェアキャッシュ機構の実装と評価
○平澤将一, 下田和明, 大島聡史, 本多弘樹(電通大/JST)
●プロセッサアーキテクチャ[12:50-14:35] 座長:甲斐康司(パナソニック)
(10)線形アレイVLIWプロセッサにおける適応性検討
○中田 尚, 中島康彦(奈良先端大)
(11)誘導結合を用いたフィールドスタッカブルCMPのための3-D NoCアーキテクチャの検討
○松谷宏紀(東大), 鯉渕道紘(NII), 黒田忠広, 天野英晴(慶大)
(12)大規模再構成可能データパスにおける実行前処理削減方式の検討
○片岡広志(九大), 本田宏明(ISIT), Farhad Mehdipour, 井上弘士, 村上和彰(九大)
●GPUによる数値計算[14:50-16:35] 座長:片桐孝洋(東大)
(13)GPUによる4倍精度BLASの実装と評価
○椋木大地, 高橋大介(筑波大)
(14)GPUを用いた球面SOMの実アプリケーションによる評価
○西本 要,吉見真聡,廣安知之,三木光範(同志社大)
(15)CG on GPU-enhanced Clusters
○Cevahir Ali, Nukada Akira, Matsuoka Satoshi(東工大)
●クロージング[16:35-16:40]
発表募集(発表募集は終了しました)
情報処理学会 計算機アーキテクチャ研究会(ARC)
主査 中村 宏
幹事 吉瀬 謙二、佐藤 寿倫、鳥居 淳、森 敦司
情報処理学会 ハイパフォーマンスコンピューティング研究会(HPC)
主査 朴 泰祐
幹事 加納 健、高木 亮治、片桐 孝洋、建部 修見
下記要領にて、ARCとHPCの共催研究会を開催いたします。
長年、ARCとHPCは共催研究会(HOKKE)を冬に行っておりましたが、今年度より開催時期を晩秋に移すことになりました。開催時期は変更となりましたが、前回と同様に、テーマを絞って発表を受け付けます。下記の開催方針をご理解の上、お申し込みください。
-------------------------------- HOKKE-17開催方針 -------------------------------
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HOKKE-17では、ARCとHPCが共催することで、両研究会の参加者にとって意味のあるテーマとして下記を掲げます。このテーマに沿った発表を募集いたします。また、いわゆる「一般」的発表は原則として受け入れませんので、ARC的興味/HPC的興味だけの視点で行われている研究発表はご遠慮ください。
募集テーマ
「アプリケーション・アルゴリズム・アーキテクチャの3つのAの協調による高性能計算」
テーマに沿っていれば、下記例以外のものも大歓迎いたしますが、例えば以下のようなものも、本テーマに沿っていると考えています
例1: アーキテクチャに最適なアルゴリズムによるアプリケーションの評価
例2: アプリケーション評価結果に基づくアーキテクチャへの改善提案
例3: コモディティベースシステムの効果的な利用方法の評価と改善提案(GPGPU やSSD など)
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HOKKE-17では、短期間で集中的に密に参加者が議論できるように、開催期間を2日に短縮し、また、パラレルセッションは設けずシングルトラックで開催する予定です。そのため、発表枠が少なくなりますので、上記(1)の趣旨をよくご勘案の上でお申し込みください。
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HOKKE-17への論文発表申し込みにおいては、以下の2つをご記入下さい。
・概要(100文字程度):研究発表の概要
・ポイント(200文字程度):研究発表がHOKKE-17のテーマにどのように沿っており、なぜARC・HPC共催研究会で
発表すべきなのかという主張
特に、上記「ポイント」については単に「HPC/ARCの意見を聞きたい」というような説明ではなく、研究内容が両分野に跨り、かつ今回のテーマに沿っていることをきちんとご説明下さい。説明が不十分な場合には、発表の機会を失うなどの不利益が生じる可能性がありますので、十分ご注意ください。
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一般テーマでのご発表をご希望の皆さまへ:
ARCでは10月開催(現在申込受付中)と3月開催の研究会、HPCでは3月開催の研究会は特にテーマを設定しない予定ですので、これらの研究会でのご発表をご検討ください。
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日 程 : 2009年11月30日(月)〜2009年12月1日(火)
会 場 : 北海道大学学術交流会館 第1会議室
http://www.hokudai.ac.jp/bureau/map/map4.htm
後 援 : 北海道大学情報基盤センター
発表申込先 : Web申込みを9月7日(月)から行います。以下よりお申し込み下さい。
http://www.hpcc.jp/sigarc/hokke-17/online-appl/
【重要】申込みページにて「発表内容が上記テーマにそっていることのポイントの説明(200字程度)」を必ずご記入下さい。
例1:「実アプリケーションによるマルチコアプロセッサのキャッシュ利用に関する研究」
概要:
マルチコアプロセッサを用いたPCクラスタにおけるflat-MPIとOpenMP+MPIハイブリッドの2つの
アプリケーション並列化について、キャッシュ利用効率に与える影響を比較し、要求メモリバンド
幅を最小化する最適化手法に関する考察を行う。
ポイント:
本研究では、一般のマルチコアプロセッサのキャッシュ構成が、低レベルではprivate、高レベル
ではsharedである点に着目し、キャッシュ利用効率が高いと考えられるハイブリッドプログラミング
が、実アプリケーションにおいてどの程度効率的かを調べる。マルチコアプロセッサのキャッシュ
構成とその効率的利用について、アーキテクチャ研究者との議論は重要であり、メモリバンド幅
要求の高いアプリケーションの最適化に関する知見を得たい。
例2:「創薬応用向けGPU/CPU協調アルゴリズムの開発」
概要:
これまで創薬に応用するGPU向けアルゴリズムを検討してきたが,アルゴリズムからGPUに馴
染まない部分を取り除くことが困難であった.今回GPUとCPUを協調させるアルゴリズムを考案し,
従来に比較して計算時間の30%短縮に成功した.
ポイント:
本研究では,既提案のアルゴリズムにおけるボトルネックがGPUに馴染まないことを明らかにする.
そこをGPU向けに改良することは問題の性質上困難であり,プラットホームを改良する必要がある.
今回開発したGPUとCPUを協調させるアルゴリズムでは所望の性能には到達できておらず,新た
なアーキテクチャによる支援が必要である.アプリケーション・アルゴリズム・アーキテクチャの協
調という視点からの意見交換に期待している.
例3:「SSDを用いた高速かつ省電力な仮想記憶の実現に向けて」
概要:
SSDを用いた高速・省電力な仮想記憶の構築を検討しているが,既存の仮想記憶の実装では
デバイスの性質により信頼性において問題がある.本発表では,SSD 仮想記憶の実現におけ
る課題を明らかにし,アーキテクチャ支援の可能性を検討する.
ポイント:
本研究では,SSDのデバイス特徴を整理し,仮想記憶として利用する際の問題点を明らかにする.
具体的には,ページ配置とデバイス寿命の関係から,信頼性の点で従来の実装が問題となる項
目を整理する.SSD向けOSの設計という選択肢もあるが,本研究ではアーキテクチャによる支援
を仮定し,高速かつ省電力な仮想記憶の構築について考察する.新たな記憶階層となる可能性
もあり,アーキテクチャ研究者との意見交換に期待している.
例4:「MPI集団通信高速化ネットワークの提案」
概要:
MPIの集団通信を高速化するネットワークを提案する。シミュレータによる評価では、集団通信の
マイクロベンチマークで16ノード時に従来方式の4倍高速であった。また、NAS Parallelベンチマ
ークでも16ノードで約1.2倍の性能向上を示す結果が得られた。
ポイント:
本研究では、並列処理のボトルネックがMPIの集団通信にかかる時間であることを示し、MPIの
集団通信を高速化できるネットワークを提案する。具体的には、ネットワークを構成するネットワ
ークスイッチと通信装置に○○機能を実現するためのハードウェア機構を提案する。また、その
○○機能を用いた集団通信の新しいアルゴリズムを提案する。そして、シミュレータにより○○
機能を用いた集団通信の性能の評価を行い、その効果を確認した。
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申込受付 : 2009年9月7日(月)開始
申込期限 : 2009年9月18日(金) 17:00
原稿締切 : 2009年11月2日(月) 17:00厳守
論文頁数 : 研究会様式でA4判横書きで6-8ページを標準とし、最大でも10ページとする。
問合せ先 : 電子メール(hokke17-apply"at"m.aist.go.jp)←"at"を「@」に変更
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【発表申込みにおける注意事項】
HOKKE-17開催方針にありますように、「一般」的発表は原則としてお断りさせて頂きます。
申込み時にご記載頂く「ポイント」に基づき両研究会の主査/幹事団で協議し判断させて頂きます。
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