高度交通システム(ITS)2006シンポジウム
〜 ITSにおける最新メディア事情 〜
自動車が発明されてから100年あまりが経過し、自動車は日常生活になくてはなら ないものになってきています。しかし、渋滞による時間の損失や環境汚染、事故など
といった問題は根本的な解決方法を見い出せないまま今日に至っています。このよう な自動車交通をはじめとする交通システムにおけるさまざまな問題点に関して、情報
技術の面から統合的なアプローチでその解決を図る高度交通システム(ITS)が、 世界的な規模で取り組まれています。本学会においても、2000年4月より「高度
交通システム(ITS)」研究会を発足させ、ITSへの取り組みを開始しています。
昨年度に引き続き、ITS技術に関連する様々な分野の専門家をお招きし、それぞれ の分野から見たITSの現状と今後の研究・開発の課題等についてご講演いただくと
ともに、幅広い分野の研究者が積極的に交流をはかれる場を提供する目的で、シンポ ジウムを開催します。
今回は、様々な通信メディアとそれらを用いて導入されつつあるITSサービスの動向に ついて「ITSにおける最新メディア事情」のテーマで開催いたします.皆様の参加をお
願いいたします。
日 時 2006年1月27日(金) 10:00〜17:30
会 場 日本科学未来館(臨海副都心)
住 所 東京都江東区青海2丁目41番地
地 図 http://www.miraikan.jst.go.jp/j/guide/map_index.html
※お車でのご来場はご遠慮下さい.
主 催 情報処理学会 高度交通システム(ITS)研究会
協 賛 モバイルコンピューティングとユビキタス通信(MBL)研究会
マルチメディア通信と分散処理(DPS)研究会
グループウェアとネットワークサービス(GN)研究会
参加費
研究会登録会員および協賛研究会登録会員*:10,000円、情報処理学会会員:12,000円、一般:15,000円、学生 5,000円
*お申し込みの際には、通信覧に登録研究会名を明記願います。
申し込み方法 事前申込は締切ました。まだ余裕がありますので直接会場にいらしてください。
申込先・照会先 情報処理学会 調査研究担当(シンポジウム係)
mail sig@ipsj.or.jp
Tel (03)3518-8372 fax(03)3518 -8375
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽プ ロ グ ラ ム▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽
○開会挨拶[10:00〜10:05] 小花貞夫(ATR)
●ITS研究会優秀論文表彰[10:05〜10:15]
●セッション1:プローブシステム[10:20〜12:00]
(1) 交通情報システムにおけるVICSプローブ 赤羽弘和(千葉工大)
(2) インターネットITSとプローブシステム ITSと車のネットワーク化
時津直樹(デンソー/インターネットITS協議会)
●セッション2:放送とITS[13:00〜14:40]
(3) 地上ディジタル放送との通信・放送連携 中村博行(KDDI)
(4) モバイル放送が創り出す新たな市場−世界初!移動体・個人向け衛星デジタル放送−
菅 正雄(モバイル放送)
●セッション3:ワイヤレスブロードバンドとITS[15:00〜17:30]
(5) Key Enabler for Wireless Broadband:WiMAX Takashi Shono(インテル)
(6) WAVE/IEEE802.11pの最新動向 山本武志(NEC)
(7) iBurstシステムの運用事例と標準化動向 日高秀樹(京セラ)
高度交通システム研究会のWebページもご参照ください。