「2004年情報学シンポジウム」− ユニバーサルとユビキタス −
本シンポジウムは、ネットワーク化社会における情報の円滑な流通と高度な利用の促進を目的に、1984年以来毎年開催してまいりました。例年、研究・開発者と利用者が交流し、情報・知識の利用に関するアイディアや知見を交換する場として、多くの方々に参加いただいております。本年度は、「ユニバーサルとユビキタス」をテーマとして、日本を代表する研究者の招待講演、及び、一般応募論文の発表を以下の要領で行うことになりました。多数の皆様の参加をお待ちしております。
※本シンポジウムの詳細は http://www.ipsj.or.jp/katsudou/sig/sighp/fi/ をご参照ください。
日 時 平成16年1月15日(木)・16日(金)
会 場 日本学術会議講堂(東京都港区)
地下鉄千代田線「乃木坂」駅下車、5番出口より徒歩1分 http://www.scj.go.jp/scj/info.html
参 加 費(論文集代として) 共催学協会員 8,000円 学生 2,000円 非会員 12,000円
*共催学協会員の方は、お申込の際に所属団体および会員番号を明記してください。
申込方法 情報処理学会Webページの行事申込書にてお申込ください。http://www.ipsj.or.jp/
参加申込締切 平成15年1月5日(月) *当日申込も歓迎しますが、資料不足の際は事前登録者を優先します。
申込/照会先 (社)情報処理学会 調査研究担当(シンポジウム係)
E-Mail:sig@ipsj.or.jp Tel:03-5484-3535 Fax:03-5484-3534
■共同主催:
日本学術会議(情報学研究連絡委員会、情報工学研究連絡委員会)、情報処理学会、国際学術連合 科学技術データ委員会、人工知能学会、日本化学会、日本数学会、日本地理学会,
日本物理学会、情報知識学会、日本生物物理学会、日本ソフトウェア科学会
■後援:
科学技術振興機構、化学情報協会、計測自動制御学会、国立情報学研究所、情報科学技術協会、情報通信学会、電子情報通信学会,日本医療情報学会、日本機械学会、日本金属学会,日本材料科学会、日本社会情報学会、日本生化学学会、日本電信電話株式会社、日本動物学会、日本農学会、日本分子生物学会、日本分析化学会、日本薬学会
プ ロ グ ラ ム(予定)
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1月15日(木) | ||
9:30-10:00 | 組織委員長挨拶 | 武市正人(東京大学) |
セッション1:ユニバーサルアクセス | ||
招待講演 10:00-10:50 |
情報のユニバーサルデザイン | 小田浩一(東京女子大学) |
招待講演 10:50-11:40 |
視覚障害者とWEB - 情報へのユニバーサルアクセスを目指して - | 浅川智恵子(日本IBM) |
セッション2:アクセシビリティ | ||
招待講演 13:00-13:50 |
電子情報市民社会における配慮の平等 | 石川准(静岡県立大学) |
基調講演 | ||
基調講演 13:50-14:50 |
ユビキタス社会の展望と課題 | 徳田英幸(慶應義塾大学) |
セッション3:ユビキタス1 | ||
招待講演 15:20-16:10 |
「今、ここで、私の欲しい」情報支援をしてくれるサイバーアシスト技術 | 中島秀之(産業技術総合研究所) |
一般講演 16:10-16:35 |
Talking Digital Cities: Connecting Heterogeneous Digital Cities via the Universal Mobile Interface | 神田智子(科学技術振興機構・CREST・デジタルシティ研究センター / 京都大学) |
一般講演 16:35-17:00 |
テレマティクス空間情報サービスに向けたスネークシェブロン検索の高速化に関する検討 | 谷崎正明(日立) |
1月16日(金) | ||
セッション4:ユニバーサルデザイン・ユビキタス社会 | ||
招待講演 9:30-10:20 |
認知工学から見たユニバーサルデザイン:高齢者研究を中心として | 原田悦子(法政大学) |
一般講演 10:20-10:45 |
ユビキタス社会の情報教育 ―情報保護と情報共有との均衡の観点から― | 児玉晴男(メディア教育開発センター) |
招待講演 10:45-11:35 |
自然言語獲得のユニバーサル・モデル | 須賀哲夫(日本女子大) |
ポスターセッション | ||
12:45-13:15 | ポスター発表(登壇して概要説明 2分/人) | |
13:15-15:00 | ポスター発表 | |
セッション5:ユビキタス2 | ||
招待講演 15:15-16:05 |
インタラクションメディアによる体験共有 | 間瀬健二(名古屋大学/ATR) |
一般講演 16:05-16:30 |
語学学習を対象としたユビキタスラーニング環境 | 緒方広明(徳島大学) |
招待講演 16:30-17:20 |
ユニバーサル・ユビキタスサービスのためのウェアラブルコンピューティング | 塚本昌彦(大阪大学) |
17:20-17:25 | 実行委員長挨拶 |
○ポスター発表(13件)
・知的障害養護学校におけるユビキタスネットワーク構築の試み
池田利昭(明和養護学校/北陸先端大)
・ソフトシステムバスの実現について−ユビキタスコンピューティングのため
の永続システムを目指して
七島功一(埼玉大)
・ENQUETE-BAISE: ユビキタスアンケートのための汎用電子アンケートサーバ
後藤祐一(埼玉大)
・巻物メタファを実現した心理検査支援システム
池田瑞穂(関西学院大)
・GPSおよびバリアフリーデータベースによる障害者の誘導
堀井潤平(金沢学院大)
・和菓子屋のホームページの特徴に関する分析
朴木直子(金沢学院大)
・ノイズ位置情報を用いたインパルス性ノイズ除去手法
小倉宗則(千葉大)
・MASを用いたCMC環境下における組織のモラルハザード防止するインセンティブ
前田郁夫(愛知県立大)
・e-learning環境下におけるプロフェショナルコミニュケーションの定量的評価
奥田隆史(愛知県立大)
・Child Node Routing Protocol in Ad Hoc Networks
三原龍(千葉工業大)
・ユビキタス・コンピューティングによる人間行動の計量手法の研究開発
渋谷和彦(産総研)
・企業情報システム参照モデルに関する考察
北村浩(同志社大)
・情報開示機構を備えた位置情報に基づくコミュニケーション支援システムの開発
平田敏之(北陸先端大)
本シンポジウムは、ネットワーク化社会における情報の円滑な流通と高度な利用の促進を目的に、1984年以来毎年開催してまいりました。例年、研究・開発者と利用者が交流し、情報・知識の利用に関するアイディアや知見を交換する場として、多くの方々に参加いただいております。本年度も、日本を代表する研究者・技術者を招待して、上記テーマに関する最新の研究開発状況と今後の課題・展望を講演いただくとともに、以下の要領で論文を募集する運びとなりました。多数のご投稿をお待ちしております。
日 時 平成16年1月15日(木)・16日(金)
会 場 日本学術会議講堂(東京都港区)
共同主催(予定) 日本学術会議 情報学研究連絡委員会、情報工学研究連絡委員会
情報処理学会、国際学術連合 科学技術データ委員会、人工知能学会、日本医学会、日本化学会、日本数学会、日本地理学会、日本物理学会、情報知識学会、日本生物物理学会、日本ソフトウェア科学会
後援(予定) 科学技術振興事業団、化学情報協会、計測自動制御学会、国立情報学研究所、情報科学技術協会、情報通信学会、電子情報通信学会、日本医療情報学会、日本機械学会、日本金属学会、日本原子力学会、日本材料科学会、日本材料学会、日本社会情報学会、日本生化学学会、日本電信電話、日本動物学会、日本農学会、日本分子生物学会、日本分析化学会、日本薬学会
論文募集要項
トピックス
近年の情報処理技術やネットワーク技術の急速な発達に伴い、場所を問わず多様な利用者がコンピュータやネットワークを使用できる環境が整ってきた。分散処理、ユビキタスコンピューティング、個人情報保護、ディスアビリティのコンピュータ利用、デジタルデバイドの解消、またWebページのユーザビリティなどが各々の分野で重要な研究対象となっている。このような「どこでも誰でも」情報を収集、加工、提供できる環境を実現するためには、情報工学をはじめとする理工学、人文科学、社会科学といった分野の枠を越えた研究成果の交流による新たな発展が期待されている。そこで今回のシンポジウムでは、様々な分野で優れた業績を上げている内外の研究者にご講演いただくと共に、最新の研究成果を発表する論文を多様な分野から募集する。中心とするトピックは以下の通りであるが、本シンポジウムのテーマに沿った論文であれば下記以外でも構わない。
(1)どこでも利用できるコンピュータとネットーワーク環境を目指す技術
分散処理、ユビキタスコンピューティング、モバイルコンピューテング、携帯電話を用いた情報検索、ウェアブルコンピュータ、計算資源の共有、グリッドコンピューティング、キャンパスグリッドなど
(2)誰でも利用できるコンピュータとネットワーク環境を目指す技術
ディスアビリティに対するWebインタフェース、高齢者向けのWebインタフェース、ホームラウンドセキュリティ、ユニバーサルデザイン、ネットワークセキュリティ、Webユーザビリティ、アフォーダンスなど
(3)身近にコンピュータが存在する社会に関わる研究
デジタルデハイド、情報リテラシー教育、個人情報保護法案、心の情報処理、高齢者とコンピュータなど
なお、発表内容はシンポジウムの趣旨に沿うものであれば既発表であっても構わない。
応募方法
論文の題目と原稿(4〜8ページ:口頭発表の場合)または概要(400〜800字:ポスター発表の場合)、氏名(発表者に○印を記入)、連絡先、職名を明記して、
応募締切までにプログラム委員長(赤峯享s-akamine@ak.jp.nec.com)に電子メールで送付すること。
その際、口頭発表およぴポスター発表のいずれを希望するか、また、口頭発表が認められない場合ポスター発表として発表することを希望するかどうかについても記述すること。
なお、原稿・概要についてはPDFもしくはMS-Word形式のファイルを添付すること。
スケジュール
(1) 応募締切 平成15年10月7日(火)必着
(2) 採否通知 平成15年11月5日(水)までに発送
(3) 最終原稿締切 平成15年11月28日(金)
照会先 (社)情報処理学会 シンポジウム係, E-mail: sig@ipsj.or.jp
〒108-0023 東京都港区芝浦3-16-20 芝浦前川ビル7F Tel:03-5484-3535 Fax:03-5484-3534
参加費(予稿集代として)(予定)
共催学協会員:10,000円、学生:2,500円、一般:15,000円
※本シンポジウムに関する最新の情報は下記URLをご参照ください。
http://www.ipsj.or.jp/katsudou/sig/sighp/fi/
シンポジウム実行委員会
情報処理学会 情報学基礎研究会
実行委員長: 原田隆史(慶應義塾大), E-mail: ushi@slis.keio.ac.jp
プログラム委員長: 赤峯 享(NEC), E-mail: s-akamine@ak.jp.nec.com