情報処理学会 第88回全国大会

7ZK-05
画像認識による食事の見守りと誤嚥予防の声掛け
○五十嵐俊亮(神奈川工科大),Min Pyae Hein(Universiti Tunku Abdul Rahman),磯野玄光,三枝 亮(神奈川工科大)
加齢による摂食嚥下機能の低下に伴い,誤嚥や窒息の発生リスクは高まる.しかしながら,介護施設では食事提供が一斉である場合が多く,職員による食事の見守りが行き届いていない.本研究では,食事者の摂食,咀嚼,姿勢を認識して声掛けを行う食行動認識システムを提案する.提案方法では複数視点から取得される画像情報を統合することで,食事時の姿勢状態と咀嚼回数を検知し,食物の摂食回数や残食状態を認識する.さらに,認識結果に基づいて発話内容を生成し,誤嚥予防に有効な声掛けを音声合成で行う.中長期的な見守りによって,食事者の嗜好性や体調変化の推定を目指す.介護施設で聞き取り調査を行い,提案方法の有効性を検証した.