7ZG-04
アンサンブル分類による下水道管渠の健全度推定と上流影響範囲を用いた更新優先度評価
○高貝航平,馬塲弘樹(中大)
我が国では、下水道管渠の老朽化が深刻な社会課題となっており、現地点検の優先順位を根拠に基づいて決定する必要性が高まっている。そこで、本研究は限られた現地点検データから未点検管渠の劣化可能性を推定し、併せて破損発生時の影響範囲を考慮した更新優先度の評価手法を構築した。方法として、点検済み管渠を対象にアンサンブル分類モデルを構築し、未点検管渠の劣化可能性を予測した。続いて、有向グラフに基づき破損時に流下不能となる上流管渠数を算出して影響度指標を構築し、劣化予測結果と統合することで更新優先度を定量的に提示した。その結果、更新優先度の高い管渠は市中心部に集中する傾向が見られた。