情報処理学会 第88回全国大会

7ZG-03
進行度に基づく人流シミュレーションの時系列解析と変数影響の可視化
○大木杏夏(お茶の水女子大),大西正輝(産総研),伊藤貴之(お茶の水女子大)
人流シミュレーションは,大規模イベントや災害発生時における群集事故の予防や誘導計画の策定に有効であり,シミュレーション結果の解釈や計画策定の意思決定支援を目的とした研究が進められている.一方で,従来研究の多くは歩行者の誘導完了時間など最終状態の評価に留まり,途中過程における群集動態や,歩行者の誘導方法を決定する誘導変数が各段階に与える影響の時系列変化は十分に明らかにされていない.本研究では,歩行者誘導の進行度に基づき滞留状況の推移を詳細に分析するとともに,誘導変数の影響を各進行段階ごとに時系列で可視化する手法を提案し,より効果的で安全な人流誘導計画の策定を支援する.