7ZE-01
多人数対話での次話者予測における対話構造の有効性検証
○沼田晃士朗,山本賢太,駒谷和範(阪大)
多人数対話システムにおける話者交替ではユーザの発話終了時に、次に誰が発話するかを推定する次話者予測が重要である。従来研究では主に対話履歴のみを用いて次話者予測を行っている。本研究では対話履歴に加え、対話構造を用いた次話者予測手法を提案する。対話構造とは対話履歴と話者遷移パターンに基づく「対話者同士の対話内での関係性」として定義する。 現話者の発話終了時に、現在の対話構造(孤立型、主導権型、均等型)を、対話履歴と共にLLMに入力し、次話者を予測する。評価実験では、多人数対話コーパスにおいて対話履歴のみを用いた場合よりも次話者予測精度が30%向上した。