情報処理学会 第88回全国大会

7ZC-04
ゲームAIの人間らしさの客観的評価指標の提案
○平井佑樹,髙田陽輝,Onur Alparslan,佐藤健哉(同志社大)
人間らしいゲームAIの評価は主観的かつ定性的な尺度に依存しがちで,客観性と再現性を備えた比較が困難であった.本研究では迷路ゲームにおける人間プレイヤの行動ログから距離,速度,停止時間などの特徴量を抽出し,人間分布にもとづき正規化した複数指標を人間/ゲームAI間の判別性能にもとづいて選別し,統合することで 0〜100 点の人間らしさスコアを構成した.人間と複数のゲームAIのログを評価した結果,本スコアが人間とベースラインAIを高い精度で識別できることに加え,主観的な人間らしさ評価と一定の相関を示し,ゲームAI同士の比較にも有用な主観評価を補完する客観的人間らしさ指標としての有効性が示された.