7Y-06
翻訳を介したVADモデルによる日本語映画レビュー解析手法の提案
○藤末尚久,樋口直哉,堀部典子(崇城大)
映画レビューは作品評価や観客の反応を把握する重要な情報として活用されている.しかし,多くの研究では極性分類に留まり,細やかな感情を捉え切れていない.特に,レビューで使われる「悲しみ」や「恐怖」の感情が反映された文章表現は,必ずしも低評価を意味するわけではなく,ジャンルによって高評価を意味する場合もあるため,より正確な感情分析手法が求められる.そこで本研究では,感情を Valence(感情価),Arousal(覚醒),Dominance(支配)の三次元で表現するVADモデルを映画レビューの解析に活用する手法を提案する.本研究では,日本語映画レビュー10ジャンル60作品を対象とし,VADモデルを使って抽出した感情分類結果と興行収入との関連性を分析する.