7X-02
標準日本語と沖縄方言間の翻訳における大規模言語モデルの活用と性能評価
○李 沅沢,高岡詠子(上智大)
沖縄県の医療現場において、方言によるコミュニケーション障壁は看過できない課題である。本研究では、大規模言語モデル(LLM)を活用し、標準日本語と沖縄方言間の相互翻訳システムの構築を目的とする。特に、学習データが乏しい方言領域への適応を図るため、LoRA(Low-Rank Adaptation)を用いたパラメータ効率の高いファインチューニング手法を採用した。実験では、rinnaやLINE等の軽量モデルと大規模モデル(GLM)の翻訳性能をBLEUスコア等で比較検証した。本研究は、医療現場での円滑な意思疎通支援と、危機に瀕する沖縄方言の保存・継承に寄与することを目指す。